丸二の構造・耐震に対する考え方と「パワー・コンクリート」への取り組み


施工風景

コンクリートはセメントを結合材として、水や粗骨材(砂や砂利)及び混和材料を適切な割合で調合し練り混ぜたものです。 セメントと水の水和反応により堅固な硬化体となり、強度や耐久性、耐水性などに優れた構造材として明治時代から多くの建築物に利用されてきました。
最近、コンクリート品質の優劣による欠陥建築物や耐震性へ不安が騒がれていますが、その取り扱いによっては、経年変化への対応や強度維持への改善が図れる、古くて新しい材料です。
丸二はより強固で耐久性、耐水性に優れたコンクリートでの施工体制を整えております。

パワーコンクリートへの取り組み

建物構造体は長期に渡り堅牢であり、地震から生命・財産を守らねばならないものです。そのため「耐震」構造の基準は随時見直しがされて来ました。
また、1995年の阪神淡路大震災以来、建物は揺れを吸収して被害を押えようとする、「免震」「制震」の構造にも注目が集まっております。「耐震」「免震」「制震」、同じような意味に思われるかもしれませんが、それぞれ考え方や構造が違う言葉です。
一般的には、揺れをがっちりと受けとめるのが「耐震」、かわすのが「免震」、柔軟に受けとめるのが「制震」と言われています。
また、それぞれに構造体の施工方法や設備が開発されています。建物の構造は、住む人の安全を守る最も大切な根幹です。そこで丸二では「耐震」に対する一つの取り組みとして、耐震性に優れた構造体をより強固にすることを目的として「パワー・コンクリート」を開発いたしました。
これは、スランプ値を小さくし、単位水量を抑えたコンクリートで施工することにより、より強固で、密度が高く、耐震性に優れ、長持ちする、「強い鉄筋コンクリート構造体」を実現するものです。
生コン打設では、標準的なスランプは18前後ですが、丸二では固練りの粘りのあるスランプ15で打設を行なっています。もちろんこれにより、設計寸法が増え、建築コスト並びに打設の手間も増えますが、それくらい「構造の力」は重要であり、建築における本質的な問題であると認識しています。

丸二は、お客様へのより安全に対する付加価値として、一般的で標準的な「スタンダード・コンクリート」に加えて、弊社独自の「パワー・コンクリート」の選択制を導入し、お客様の高いニーズと安心にお応えしてまいります。

スランプって何?

コンクリートのスランプとは、まだ利用される前のコンクリートの硬さの程度を 表す値で(コンシステンシーと呼ばれる)、スランプ試験を行って定めます。 なぜスランプ試験を行うのかというと、コンクリートは水量によって軟らかさや流動性が異なるからです。

スランプの硬さ

軟らかさや流動性の程度を示す一つの試験方法としてスランプ試験を行い日本建築学会が定める一定の基準を満たしたものかを判断します。
(※造られるコンクリート構造物の種類や施工方法によって変化します。)

では実際どのようにスランプ試験を行うかというと、 上の内径が10cm下の内径が20cm、高さが30cmののコーンにコンクリートを詰め コーンを引き抜いた後に最初の頂点の高さからどのくらい下がったかを測ります。
この頂点の下がりがスランプ(単位はcm)です。

■丸二は強いコンクリート構造物を造るための技術講習や実地指導を行なう「コンクリートに関する総合コンサルタント」岩瀬 文夫氏からの技術指導をいただいています。

株式会社 総合コンクリートサービス 代表取締役 岩瀬 文夫

建築例の写真

石井邸

宮入田中邸




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