お宅訪問

 

住み心地いかがですか?

当社のお客様宅を訪問し、完成までのご苦労やその後のご様子などをシリーズでお伝えします。
貴重な体験談や生の声は、これから家を創ろうとお考えの方を始め、多くの方々の参考になると思います。

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高島邸

年々桜の開花時期が早まっているような気がします。これも地球温暖化の影響でしょうか・・・希望に満ちた入学式は満開の桜の中で迎えて欲しいものです。桜が若葉に変わり、ハナミズキが咲き初めた4月初旬の日曜日、「Luz(ルース)」をお訪ねしました。
JR中央線西荻窪の駅から歩いて10分、春の草花に彩られた閑静な住宅街の一角に、「Luz」があります。全4棟、コーポラティブで建設された地下1階、地上2階建てのメゾネット式集合住宅です。オレンジ色の煉瓦を敷き詰めたエントランスは、うららかな陽ざしで溢れ、打ち放しのコンクリートとガラスの外観が青空に映えています。住む人のライフスタイルが伝わってきそうな洗練された佇まいの「Luz」、四つ並んだドアの一つが高島邸への入口です。

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インターネットで出会ったコーポラティブ

玄関で迎えてくれた高島さんご夫妻。お二人とも仕事を持ち、ウィークディは忙しい毎日を送られている若いご夫婦です。
本格的に家創りを目指したきっかけは、インターネットで出会ったコーポラティブの情報でした。以前は賃貸マンションにお住まいだった高島さんご夫妻。休日に分譲マンションやタウンハウスの見学に出かけますが、なかなか気に入った物件は見当たりません。インターネットを利用して情報を集めます。そこで奥様が見つけたのが「Luz」のコーディネートを担当した会社“アレンジタウン”のホームページです。そこには入居希望者が集まり共同で土地を購入し、自由設計で集合住宅を建てようというコーポラティブの募集がありました。はじめて知ったコーポラティブ、詳しく調べていくうちに興味は深くなり、真剣に家創りを考えます。
「家は一生に一度のお金がかかる買い物です。やはり自分達の意見が取り入れられる、気に入った住まいが欲しかった。コーポラティブだったら自分達の望む家創りができると思いました。」とご主人。「入居前にお隣の方と知り合える安心感が良かったですね。」と奥様。アレンジタウンにメールでコンタクト、家創りが開始します。

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夢を形に変えた100%の自由設計

2002年10月、高島さんご夫妻はこの場所を訪れます。何もない更地から、アイデアと想像だけのスタートとなりました。「家創りに関してはまったくの素人、土地や図面を見るだけではイメージが沸いてきません。インテリアや家に関する雑誌を何十冊と買い込み、二人で勉強しました。」とご主人。同じ会社にお勤めのお二人は、昼休みに図面を見ながら毎日話合います。100%自由設計可能なコーポラティブでの家創りに、夢は大きく膨らんでいきます。「雑誌を見ているとイメージがどんどん広がり、それを設計士の方にできる限り伝えました。それはそれはわがままを言いました。」そんなお二人の希望に対し、その場で的確な返答を出してくれる設計士に信頼が高まります。主婦の観点から、収納や掃除など実生活の細かいアドバイスをしてくれたのも設計士でした。こうして高島邸の夢はだんだんと形になっていきます。
コーポラティブハウス「Luz」のプロジェクトは、アレンジタウンから出されたコンセプトに対して同意する人が次第に集まり進行していきました。建設会社選定や外壁・共用部分の取り決めなどに関しては、アレンジタウンからの提案で決定し、労力を使うことはなかったそうです。「アレンジタウンさんはコーポラティブに対する知識が高く、実績もあり、意見をスムーズに受け入れることができました。コーポラティブの面倒な部分を引き受けてくれ、助かりました。」とご主人。2002年12月に申し込み、翌年1月に組合結成となりました。

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メールでの状況報告に安心できた工事

高島さんご夫妻がこのプロジェクトに参加された時点で、建設会社は丸二に決まっていました。「実際に丸二さんの建築物件を見学に行きました。また、ホームページからもコーポラティブの情報、実績が確認でき、不安はまったくありませんでした。」と高島さん。2003年3月、工事着工となります。
工事期間中は何度か現場を訪れましたが、忙しくて足を運べない時期もありました。工事開始当時から、アレンジタウンより定期的に進行状況のレポートと写真がメールで届きます。細かく解りやすい報告に、安心することができました。また、欠陥住宅の情報が多く流れる昨今、「申し込み当初から、住んでから問題があったらハンマーで壊しますからと言っていました。」と笑いながらおっしゃるご主人。何でも話合しあえるアレンジタウンとの密な関係が、様々な不安を解消してくれました。天気にも恵まれて工事は順調に進み、2003年10月、コーポラティブハウス「Luz」は竣工、高島邸は完成します。
4棟それぞれ、間取りから仕様まで異なる「Luz」は横並びの長屋になり、エントランスから直接専用玄関に入るスタイルです。各棟を厚さ30㎝のコンクリートで仕切り、独立性の高い空間を創り出しています。機密性に富むコンクリートの壁がとても静かな環境を生みだし、中に居ると集合住宅であることを忘れてしまいます。

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洗練されたインテリアが演出する理想の住空間

昨年12月5日に入居された高島さんご夫妻。プレーンな箱の限りない可能性を自由に楽しんだ設計・仕様が実現しました。
幼い頃はドイツ、学生時代はアメリカと海外での生活が長かったご主人、日本の住宅は狭いという印象があり、スッキリとした生活感のない暮らしを望みます。間仕切りをなくし、天井を高く設けることにより、狭さを解消した開放感溢れる空間が生まれています。
そして、何処に居てもゆったりと落着いた気分にさせてくれる高島邸。その秘訣は素材の質感を大切にしたカラーコーディネートにありました。高島さんご夫妻は、コンクリートの打ち放しの壁と、お気に入りのリビングテーブルをベースに、黒、グレー、茶、白で家全体を統一しています。そのため、カウンターテーブルから、ドア、洗面台にいたるまでこの家の建具はオリジナルです。気に入ったデザインを設計士に伝え、それを丸二が造ったものです。「システムになっているものを購入すると驚くほどの価格です。こちらの予算を伝え、素材を変えたりと様々な工夫をして造っていただきました。思い入れのあるインテリアが実現し、満足しています。」と奥様。また、全てに間接照明を取り入れ、優しい光に漂う安らぎを感じる空間を創り出しています。「気にいった照明器具をドイツから持ち帰りましたが、サイズの合う変圧機がなく使うことができませんでした。丸二の現場監督が何度も秋葉原に足を運び、設置してくれました。もう大感謝です。」とエピソードもお話してくれました。
打ち放しのコンクリートやガラスなどのシンプルな素材を生かし、光の効果を利用した、インテリアの冴える洗練された住まいができあがりました。家創りに係わったスタッフ全員の力で実現した高島邸です。

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ライフスタイルの変化にも対応するゆとりの住まい

それでは、高島邸をご案内します。
1階駐車場横のドアを開けると玄関です。柔らかな照明とフラットに敷いた白いタイルが広さを演出する美しいスペースです。階段を上がると寝室。デットスペースを上手く利用した収納を設けています。
2階は訪れたご両親も気に入られたリビングダイニング。南側全面に設けたガラスから明るい陽射しが入り、3.8mある高い天井と境をなくした中2階スペースが開放感を創り出しているゆとりの空間です。キッチンスペースは食材からゴミ箱まで収納し、邪魔な部分は隠しています。洗濯機もこの場所に設置し、家事の全てができるように工夫されています。「将来は、中2階を子供のスペースにする予定です。家事をしながらでも目が行き届くようにと考えました。」とキッチンにこだわった奥様のお話です。中2階は、ウォークインクローゼットも設け将来に備えています。
そして、階段を上がると照明設備もある屋上テラスがあります。杉並の街を見渡す、気持ちの良いここでは、ガーデニングやバーベキューを楽しむ予定です。
また、驚くほど広いのが地下1階スペースです。玄関からつながる階段を降りると、将来は子供部屋になる予定の一室があります。そして、奥に洗面室、トイレ、浴室を一体にした地下とは思えない明るいサニタリーがあります。浴室には181㎝と背の高いご主人でもゆったり入れる大きな浴槽を設置。忙しい毎日の疲れを癒します。地下にはこの家を選ぶポイントにもなった大きな倉庫もあります。趣味の多い高島さんご夫妻、スノーボードやスタッドレスタイヤなど日常使用されない物が置かれています。専用のダクトを設け空気環境も整えられ、ワインセラーとしても利用しています。
暮らしの様々な状況や変化を引き受けられるよう計算された高島邸。自由に住める楽しみ、個性豊かな暮らしが感じられます。

 

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もっともっと知って欲しいコーポラティブ

住んで5ヶ月が経ちました。「コーポラティブでの家創りには大満足、楽しめました。」とおっしゃる高島さんご夫妻。でもこんな要望もいただきました。「もっともっとコーポラティブを広めて欲しいですね。」と。中間コストが削減されたクリアな価格提示に、今でも他の分譲マンションと比べて割安感を実感し、満足度が高まるとおっしゃいます。
ご夫妻が今回一番苦労されたのがローンの借り入れです。銀行にまずコーポラティブの仕組から説明、しかし組合で購入する土地の権利などに関してなかなか理解が得られなかったとのこと。「コーポラティブが市民権を得ることにより、日本の分譲マンションのあり方も変わってくると思います。」とご夫妻の思いが伝わる言葉です。
最後に住人間のコミュニケーションについて伺いました。「ここの住人は年代も近い共働きの夫婦が多いせいか、普段顔を合わせることはあまりありません。が、少し前に忘年会と新年会を兼ねて皆で集まり、朝方まで盛り上がりました。今後は定期的に集まる予定です。」とご主人。「将来お互いに子供を持った時のお付き合いが楽しみです。」と奥様。「Luz」の住人は丁度良い距離感のコミュニケーションでつながっている様子です。


休日にはお二人で食材を買い求め、ワインを飲みながら料理作りを楽しみます。パスタを打ったり、パンを焼いたりするのはご主人の役目です。美味しい料理を楽しみながら、映画を見たり、音楽を聴いたりと休日はゆったりと家で過ごされています。日頃の忙しさを忘れる穏かな時間の流れが高島邸には感じられました。

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