お宅訪問

 

住み心地いかがですか?

当社のお客様宅を訪問し、完成までのご苦労やその後のご様子などをシリーズでお伝えします。
貴重な体験談や生の声は、これから家を創ろうとお考えの方を始め、多くの方々の参考になると思います。

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ルネス工法住宅による土地活用や外断熱の提案メーカー「株式会社丸二」 お宅訪問トップへ
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フェアライフあざみ野

柿の実が色づきはじめた10月初旬の土曜日、横浜市あざみ野にあるルネス工法と外断熱工法を取り入れた賃貸マンション「フェアライフあざみ野」を訪れました。田園都市線急行で渋谷から20分程ですが、あざみ野の駅を降りると、空は広く、空気も爽やかに感じます。瀟洒なマンションや戸建て住宅が建並ぶ区画整理された街並は、公園や学校も多く、緑豊かな美しい景観となっています。
「フェアライフあざみ野」は、バス通りから側道に入ったなだらかな坂の途中に、ステンドグラスが印象的な表情豊かな佇まいで建っています。地上5階建て、賃貸35戸に加え、集会室、ラウンジのある賃貸専用マンションです。
N棟体感ルームで、オーナーの黒沼様にお話を伺いました。

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先祖から受け継いだ土地を活かす

黒沼さんが「フェアライフあざみ野」の構想を具体的に練り始めたのは、5年程前のことです。「昔この周辺は山や農地でしたが、区画整理で市街地となり、畑を続けていくことも難しくなりました。ここも栗畑でしたが、木も古くなり、宅地利用する時期が訪れました。」と、当時を振り返る黒沼さんです。「フェアライフあざみ野」以外にもいくつかの賃貸物件を経営する黒沼さんは、これまでの集大成として「フェアライフあざみ野」の建設に取組みます。「父達が汗水流しながら耕し、大事にして来た土地ですから、それを受け継いでゆく者として個人的利益を求めるのは心苦しく、より価値ある活用をしなければならないと思いました。」とおっしゃる黒沼さん。
この真摯な思いが基盤となり、入居者にとって良質な住環境を創ること、そして自然環境を大切にする建物であることが事業コンセプトとなりました。

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あくまでも入居者本位のオーナー

10年以上前から工法や資材などの情報収集を始めていた黒沼さんですが、その中でまず興味を持ったのがルネス工法です。当時訪れた展示会場で、丸二がルネス工法を推進していることを知ります。「入居者にとっては、床下も利用できる収納力や、梁の無い空間による採光性や居住性など、様々な面で良質な住環境が実現します。また、建築主の立場からは、配管などの修繕も容易で100年以上維持できる建物が実現し、無駄な資材を投資することなく、自然環境保護にも役立つという点が理に適い、ルネスを知った時から採用を決めていました。」とおっしゃいます。
そして、外断熱工法はと言うと・・・「8年程前にある本を読んで、コンクリート建物には外断熱工法が正しいことを確信しました。内部結露を防ぎ、ダニカビの発生がない衛生的な住環境が生まれます。躯体自体も耐久性が向上し、100年以上持つ建物が実現します。」と黒沼さん。さらに、「在来工法に比べ建築コストが若干アップし初期投資は増えますが、100年を見越して考えれば決して高くはありません。何よりも、住む方にとってより良い住環境が生まれること、多面的効果により省エネルギーが実現することが今回のコンセプトと一致し、外断熱は必要不可欠となりました。」と、説得力のある黒沼さんのお話です。

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丸二しか考えられなかった建設会社

ルネス工法と外断熱工法が絶対条件となった「フェアライフあざみ野」の建設に当たり、黒沼さんは建設会社選定を開始します。「インターネットを利用したり展示会巡りをしたりして、1年かけて情報を集めました。その結果たどり着いたのが丸二さんでした。ルネスに関しては第一線で取組んでいることを、10年程前に訪れた展示会で知っていました。その会社が外断熱にも取組んでいることをインターネットで知り、丸二本社を訪ねました。」3年程前のことです。「派手さのない本社の建物を見て、質素な職人気質を感じました。専務や社員の話を聞くうちに、研究熱心で新しい物に常に挑戦していく姿勢、良い物をとことん追求して創ろうという気質、また、お客様と一生付き合って行こうという姿勢が読み取れ、ますます気に入りました。」と、丸二への建設依頼を決めた当時の黒沼さんのお話です。
これまでもいくつかの賃貸物件を手掛けた経験のある黒沼さん、大手ゼネコンや地元建設会社を何故使わないのかとの声も周辺からは聞こえてきました。「今回は、一緒に勉強したり、議論したりする中でより良い物を追求しながら建設を進めました。大手ゼネコンの組織体制では、今回の様な細やかで手間が掛かり、建築主と密着した取り組みは無理だったでしょう。」とおっしゃいます。
さて、いよいよ丸二と一体になっての「フェアライフあざみ野プロジェクト」が開始します。

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RCB外断熱工法

黒沼さんと丸二とで検討し研究したのが外断熱工法です。日本で外断熱の研究と普及に努めているNPO法人「外断熱推進会議」に参加し、ご自身でも勉強されてきた黒沼さんです。そうした中で一番興味を持った工法が、今回の建設で取り入れた”密着湿式RCB外断熱工法”です。「これまでEV外断熱工法には実績のある丸二さんですが、まだまだ色々な方法がありましたので、このプロジェクトにとってベストな工法を皆で試行錯誤しました。1年程かけて検討し、丸二さんからも提案のあった”RCB外断熱工法”を取り入れることに決めました。」と黒沼さん。”RCB外断熱工法”に決めた理由を、分かりやすく解説していただきました。
「湿度の高い日本において外断熱で一番事故が起こりやすいのが、躯体コンクリートから入り込んだ水分が断熱材部分で凍結したり、結露を起こしたりして、外装材にヒビが入ったり変形したりすることです。そこで開発されたのが、防湿効果の高いロックセルボード(炭酸カルシウム発砲板)を断熱材として取り入れた”RCB外断熱工法”です。水蒸気を通し難いロックセルボードを使用することで、内部への水分の侵入を防ぎ事故もなくなる訳です。また、空気層を設けるEV外断熱工法と比較すると、手間やコストも削減されます。」・・・なるほど、納得のいくお話です。そして、「コンクリートは熱容量が大きいので、冬は一度暖まるとその暖かさが持続、また夏は一度涼しくなると冷房を切ってもその涼しさが持続します。温度変化がないことが、快適で健康な生活環境を創ります。コンクリートの特性を活かすには外断熱が不可欠です。」ともおっしゃいます。
「三方一両損で、皆が少しずつ我慢すれば皆が良くなるという考え方が大切です。賃貸物件のオーナーの方には、利回りをチョット犠牲にすればより良い建物ができることをもっと知って欲しい、賃貸マンションでも良質な暮らしができることが広まってくれたら良いと思います。外断熱がもっと世の中に広まってくれるのが私の理想です。」と、含蓄のあるお言葉です。
丸二にとっても初の”RCB外断熱工法”への取組みとなりました。

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思い出深い工事期間

手間暇かけて練られた計画がいよいよ形になり、平成17年3月に工事着工となります。「向い側が小学校で、通学路にもなっている場所での工事です。時には大型トラックが50台近く出入りすることもありましたので、子供達に事故がないことを最大限意識しました。」とおっしゃる黒沼さんは、通学時間帯には自らヘルメットをかぶり、子供達を見守っていた様子です。「無事故で無災害、何事もなく無事に終わったのが一番嬉しいですね。」と工事期間中を振り返ります。
現場事務所には丸二の社員4人が常駐します。「ベテランの所長と経験豊富な監督、そして若手2人のチームワークは素晴らしかったですね。また、職人さん同士のチームワークも良く、丸二さんならではの見事な仕事ぶりで感心しました。」と嬉しいお言葉です。
黒沼さんは、朝一番に現場で行われる朝礼とラジオ体操にも毎日参加されました。そんな黒沼さんの姿を見て、若い職人さん達も次第に一生懸命ラジオ体操に参加する様になり、現場にはひとつの輪ができ始めます。その結果、自分のテリトリーを超えて、道具の貸し借りや荷物運びを手伝う助け合いが生まれました。この現場のコミュニケーションの良さが事故もなく、予定通りの工事進行となり、良い結果に繋がった様子です。「忘年会、新年会などを含め懇親会も4回程開きました。丸二さんの職人さん達は気持の良い方ばかりで、建設時の思い出はかけがえのない財産になりました。今でも職人さん達の顔を思い出します。」とおっしゃる黒沼さん。今も2階のラウンジには、工事中の写真が展示されています。
「フェアライフあざみ野」は、平成18年2月竣工となりました。

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入居者内覧説明会

目の前が公園で学校も近く、駅からもバスで数分、歩いても20分弱と好条件の場所にある「フェアライフあざみ野」です。工事中から問い合わせも多かったため、2社の不動産会社を通して事前に情報公開をし、内覧会を行いました。丸二も参加しての説明会も行われ、入居希望者からは、「賃貸でこんな親切な説明会があるのは初めてです。安心して入居を決めることができました。」との声が聞こえ、完成時には入居者全てが決まりました。
「ルネスの床下空間には皆さん驚かれていました。外断熱の効果は住んでみないと実感してもらえませんが・・・共用部分の充実、使いやすい間取り、地域環境の良さなど、トータルで気に入ってもらえたと思っています。」と黒沼さんの感想です。また、マンションのオーナー向けの見学会とセミナーも、行われました。「ルネスと外断熱は、特に賃貸マンションを経営される方にはもっと知って欲しいですね。30年、100年と経って付加価値がはっきり出てくると思います。」とおっしゃる黒沼さんです。

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素敵な暮らしが実現するフェアライフあざみ野

では、「フェアライフあざみ野」をご紹介しましょう。
エントランス部分の上部は、2階がラウンジ、3階が集会室、4階がラウンジ、5階が倉庫の共用部分となり、その外観はステンドグラスに彩られた美しい搭になっています。この搭を中心に、東側が「なごみのN棟」、西側が「ゆとりのY棟」と、全35戸の賃貸部分が広がります。
「共用部分の搭が木の幹で、賃貸部分が幹を中心に生き生きと育ってくれたらという想いを込めた設計です。」と、優しい眼差しで建物を見上げる黒沼さんです。賃貸マンションとは思えない充実した共用部分に驚かされます。「ラウンジや集会所は、入居者の方のコミュニケーションを培う場所です。集合住宅は皆で一緒に暮らしています。仲が良ければチョットした音も不安ではなく、今日も元気だなと安心を感じるはず・・・また、コミュニケーションの良さが防犯にも繋がります。」と黒沼さん。自由に出入りできるラウンジは、子供の遊び場として、大人の井戸端会議の場として、大いに役立っている様子です。そして「集会場はパーティやサークル会場に、行く行くはミニシアターにして子供達を集め、良い映画を見せてあげたいですね。」と、こんな夢も語って下さいました。
さて次は、入居者の住み心地を第一に考えた居室をご紹介します。「100年持つ建物ですから、理想は永住も可能な賃貸マンションです。少子高齢化の世の中にも対応できる二世帯同居型で、世代を超えて永く住み続けられることを念頭に置きました。」とおっしゃる黒沼さん、その結果、床の間を設けた和室もある約76平米の「NAGOMIタイプ」と、田舎から両親を呼んで三世代で暮らすことも可能な様に主寝室を二つ取った約94平米の「YUTORIタイプ」と、2パターンの間取りが生まれました。
「キッチンのシンク位置は使いやすい様に特注し、冷蔵庫置き場のサイズやコンセント位置も、各メーカーのサイズを調べて決めていきました。」と、どこまでも入居者の立場に立って暮らしやすさを追求した黒沼さんの想いが伝わってくる設計が実現しています。入居者は、新婚の方から若いファミリー、おばあちゃまお一人まで家族形態は様々です。「ここの建物を気に入ってくれた方が幅広い世代であることは嬉しい限りです。どの世代から見ても住みやすいと理解してもらえたと実感しています。」と満足な様子の黒沼さんです。
「朝子供達が学校に行く時間帯、夜皆さんが帰られる時間帯は、なるべく管理室に居て顔を会わせる様に心掛けています。住んでいる方が皆さん良い方ばかりで、これがまた嬉しい限りです。住む方によって建物は生き生きしてくることを実感しています。」と、心から喜んでいる様子の黒沼さんの想いは入居者の方にも伝わり、「フェアライフあざみ野」は健やかに育っている様です。

次回のお宅訪問では、「フェアライフあざみ野」の入居者の方々に出席いただいた座談会を通して、実際の住み心地をご紹介します。

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