MARUNIの社長ブログ WATATOMO WAVE

2010年1月のバックナンバー

今、思うこと

2010年1月23日

ハイチの大地震、大寒波、JALの倒産、小沢氏と検察(マスコミ)の問題等・・・今年も1月にして、世界中で、日本で、さまざまな出来事が起きています。きっとこれらは、今年以降の大きな時代の方向性を示すものだと思います。地球環境の変化に伴う災害や異常気象の発生、大企業やブランド企業の衰退、そして「権力・支配」からの脱却です。このようなプロセスを経て、世の中は、「自然との共生」「人々の暮らしと生活を優先」「互助、助け合いの社会」「観光、第一次産業への回帰」「心の教育」「持続可能な社会」へと進んでいくと思います。多分、とても素晴らしい社会だと思います。

住まい、建築も、単なる物理的な「モノ」としてではなく、家族の<健康・安全・幸福>を積極的に創造する、ある種の「装置」としての場(住環境)に変化していくのではないかと考えます。何と言っても、次の時代は<医・食・住>ですから。医療(医学)、食事、住宅に対する考え方、常識、価値観が一変するのが、真の21世紀です。世界中の人たちの<医・食・住>が整えば、戦争も無くなり、競争も無くなり、安心と安全の時代が訪れます。それだけの技術も、素材も、すでに揃っています。あとは、今年から始まる大変革の流れに身を任すだけ。時代は今、そのようなゴールに向かって、着々と動いていると思います。

だから、今の時代を生きる人間として、一番大事にしたいのは、「良い方向に流れている」という自覚と、それに対する「感謝」だと思います。最近、「ありがとう」という言葉を積極的に使う人や企業が増えています。今は不況で、不景気で、大変な世の中なのですが、それでも、「ありがとう」の気持ちを大切にする人々が、身の回りに増えているのは確かな事実です。また、心のあり様や精神性について、自らの信条を語る人も増えています。実際、そういうことを人に言うのは恥ずかしいことですし、変に思われそうなので、なかなか口にすることは少ないですが、確かに、精神性を大切にしている人々が増えています。

実は、私たち一人ひとりの精神性や人間性が高まらない限り、世界が<医・食・住>で満たされることは無いのでしょうから、ゆえに、今の変革の大根本、大前提は、「人心改革」なのだと思います。不況や大地震も、この「人心改革」が終わると同時に、終了するのかもしれんません。だから・・・(自分ではない)誰かが変わることを期待するのではなく、「私」が変わることが早道なのでしょう。丸二も、「感謝」を大切な信条として、社員一人ひとりの心の成長を目指しています。これはもう、「1mmの前進」で、ほとんど目に見えません。でも、目に見えない世界にこそ、本物があると思います。

地殻変動

2010年1月12日

JALが会社更正法を申請し、再建を始めることになりました。「日の丸」を象徴する大企業の破綻は、これからの社会の大転換を暗示するようで、何かとても緊張感と言いますか、気持ちが引き締まる思いがします。トヨタ自動車の米国におけるリコール問題も、かなり大きなことになっているようで、日本を象徴する多くの企業が、これから様々な壁にぶつかっていくことが予想されます。そうなると、その大企業を取り巻く協力企業や下請会社(中小企業)にも大きな影響が出てくるのは必至です。この難局を乗り越えるのには、自らがマーケット(エンドユーザー)とつながるしか道は無いのかもしれません。自社が持っている独自の技術やサービスを、特定少数の(大きな)発注者だけに頼るのではなく、不特定多数の市場において、ひとつひとつ信用を数多く積み重ねていくこと。この地道な開拓精神が大切だと思います。

それにしても、表向きは静かですが、社会の地殻変動はどんどん進んできるように感じます。そういう意味での緊張感は日増しに高まってきていますが、それは同時に「いよいよ出番が近づいてきた」というシグナルでもあり、ワクワクとした高揚感でもあります。変革の時は、夢と志と(心の)準備さえあれば、誰もが世の中のお役に立てると思います。私たちは、幸い、夢を持って、志を抱き、地道な準備を続けて来ましたので、変革の風が強く吹けば吹くほど、帆を張って、前へ進むことが出来ます。丸二は、建築という分野において、次の社会で貢献できる会社として、この変化の激しい環境を楽しく進んでいきたいと思います。

尚、赤松農相が、林業の活性化のために、学校や自治体の庁舎など公共建築で、国産材の使用を義務付ける法案を通常国会に提出する考えを発表しました。今、国内の木材自給率は24%で、今後10年間で50%まで引き上げる方針ですから、本腰を入れないといけません。その目的は、当然、林業の活性化が第一ですが、やはり日本の森を守るということが、より抽象的な概念として存在しています。それは、(もっと言うと)地球を守ることにもつながります。つまり、これからの林業や農業は、地球を守る役割を担うわけで、私たちは、そういう大きな夢や志への協力を、ぜひさせていただきたいと、心から願っているわけです。

さて、寒く乾燥した1月で、雪も多く、寒波もやって来そうです。このように、気象にも地殻変動の波が来ているようですので、地震対策や火災予防等の準備も必要ですね。今一度、さまざまなことに対する点検と確認をしていきたいと思います。

新成長戦略

2010年1月 7日

年が明けて一週間が過ぎましたが、とても寒いお正月でした。日本海側では雪が続き、山では遭難事故が多発、また海外でも大寒波の影響で多くの凍死者が出ているなど、温暖化と寒冷化の二極化が進んでいるような気がします。このような極端な天候の変化は、恐らく今後もさらに拡大しながら続いていくと思われますので、今までの常識に捉われず、万全の準備や対策が必要になってくるでしょう。

また、政治や経済の動きも急で、突然の財務大臣の交代もあり、景気の先行きも未だ不透明です。ただ、昨年末に政府から出された「新成長戦略」を読むと、これから始まる新時代へのビジョン・方向性が明確に判ります。その中で柱となるのは、「環境」「健康」「観光」の3つだと感じます(新3Kですね)。この3つの分野を成長させることによって、環境と経済の両方が成り立ち、持続可能な社会造りができると思います。

私は、この方向性は絶対に間違っていないと思います。現在のような、「競争」「戦争」「格差」から富を生み出す時代から、「環境」「健康」「観光」から富を生み出す時代への大変化の始まり・・・これは、総ての人にとって、国にとって、地球にとって、とても良心的で温かいものになるのではないでしょうか。

ですので、現在の混沌とした状況からできるだけ早く脱出し、この3つのキーワードに添った運動や取り組み、ビジネスを推し進めることが、いま最も重要なことだと思います。それも、お題目としての「エコ」や商売のための「エコ」ではなく、もっと本質的かつ根本的な解決を目指したものです。自動車や家電にしても、「エコカー減税」や「エコポイント」等で、取り急ぎの売上を増やすことばかりではなく、本当に無公害の自動車や家電を世に出すことに全力を挙げて欲しいと思います。

もちろん、建築の分野でも同様で、早期に(鉄筋コンクリート造の)外断熱工法の普及や、建築の原点である天然木造住宅への回帰も急務です。このように、それぞれの業界や企業や個人が、本当に「新成長戦略」に則った行動をしていくことさえできれば、自ずと道は開けてくるでしょう。現在の「混沌」は、旧時代と新時代の間に架かったブリッジの上で起こる必然であり、当たり前のことです。そのような現象に目を奪われず、このブリッジを渡りきった先にある新時代において、真に社会に貢献できる人や会社になるべく、今から準備をしていくことの方が重要ではないでしょか。

昨夜、NHKで、スケートの荒川静香さんの特集をやっていて、面白くて、最後まで見てしまいましたが、荒川選手が得意の「イナバウアー」は、何か特殊な練習をして完成させたものでは無く、毎日少しずつ努力しているうちに出来上がってしまったという話をしていました。本物を造りあげるのは、本当に日々の小さな努力の積み重ねだと思いますし、短期間でパッとできるようなものでは無いと、あらためて確信しました。

丸二は、本当に長い時間を掛けて、さまざまな取り組みを継続しています。本当に小さなことの繰り返しや改善ばかりですが、これが徐々に本物に近づいているという実感があります。これらが本物になった時、次の新時代においても、社会に貢献できる会社として存在させていただけると思います。「環境」「健康」「観光」という方向性に向けて、これからも小さな努力を積み重ねて行きたいと思います。

新年、明けましておめでとうございます。本年も何卒よろしくお願い申し上げます。

大晦日の夜はとても冷えましたが、日中に吹いた風のおかげで雲が飛んで行き、夜空には小さな星たちがたくさん浮かんでいました。そして、その中央(真上)には、まるで強い発光体のような満月が輝いていました。元旦に満月とは、とても縁起がいいと思い、そのまま夜空を見上げながら、2010年1月1日午前0時を迎えました。その少し前までは、紅白歌合戦を少しだけ見ていました。

今回の紅白で素晴らしかったのは、ゲストで来日した、スーザン・ボイルさんです。歌がその人の人生と一体化する時、何かが降りてくる様な気配を感じる・・・スーザン・ボイルさんの歌を聴きながら、確かにそのようなものはあるのだろうと考えました。他にも、数人の若い女性歌手に、同じようなものを感じました。今回は、「歌の力、無限大」というキャッチコピーがテーマになっていましたが、丸二には「無限大(∞)の感謝の力」という言葉があります。偶然ですが、いい偶然です。

そのまま夜中に、氏神様をお参りしました。とても人出が多く、今の時勢を実感いたします。2010年・・・21世紀に入って10年目の年のスタートです。今年も丸二は、「無限大(∞)の感謝の力」で、お客様、地域社会、自然環境と総和してまいりますので、何卒よろしくお願いいたします。ありがとうございます。

最良の建築をプロデュースします。

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