MARUNIの社長ブログ WATATOMO WAVE

2010年8月のバックナンバー

私は、サッカーよりも野球世代だったので、サッカーのことをあまり詳しく知りませんが、最近のワールドカップでの日本代表の活躍等を見ていると、それなりに関心を持つようになっています。今朝の日経のスポーツ欄に、三浦知良選手のコラムがあり、何となく読んでみると、なかなか面白かった。

要約すると・・・「今でもサッカーの中心は欧州であり、あえて日本代表の監督として、積極的に欧州から離れる理由はない。異文化では、その土地に合わせた指導が必要で、監督がスペイン人になったからと言って、スペイン代表のサッカーができるわけではない。日本では、ボード上で戦術を語れる人が優れた戦術家だと見られているが、アルゼンチンのメッシ選手のドリブルの前に、多くの戦術は無力だ。ブラジルはピッチ上での表現を大事にする。ボールは人間より速く、人間はボールより速く走れない。」

「人間はボールより速く走れない」・・・この真実の言葉は、とても示唆に富んでいると感じました。何か、そのような一種の道理のようなものを忘れているから、様々な物事に狂いが生じる。その結果、(最近の最悪な例としては)相撲協会の現状があるように思います。

野球と違いサッカーは、個人個人の瞬時のプレーの連続で成り立っていて、野球のように監督やコーチからのサインを見て動くというような管理型スタイルではありません。まさにこれからは、ブラジルサッカーのように、ピッチの上で、個人個人が自らの直観と判断と技術によって(それを信じて)、お互いに息を合わせてゴールを狙う時代なのでしょう。監督やコーチは、そういう場(ステージ)を造ることと、人を造ることが本来の仕事になるのではないかと感じました。

さて、実はそれよりも驚いたのが、このコラムの冒頭に「2014年ワールドカップを目指している僕にとって・・・」という一文あったことです。三浦カズ選手は、まだ夢を諦めていない。どのような経緯があって、今までワールドカップの代表に選ばれなかったのか・・・実際の事はよく知りませんが、この年になっても「可能性がゼロでない限り」夢を諦めないという姿勢と勇気に、心から拍手を送りたいと思います。

そのような意味において、実際にワールドカップに出場できた選手と、出来なくても強く夢や信念を持ち続けている選手と、人間的成長という観点から見て、一体どれほどの差があるのだろうか・・・。三浦知良選手の夢が実現するかどうかは分かりません。でも、何かそこには大切なものがあるように感じました。

夏の「熱さ」

2010年8月26日

猛暑、熱中症、各地での水の事故等に加え、円高・株安という景気に大きな影響を与える事態も発生し、今年の夏は、本当に「熱い」季節になりました。今後も、様々な分野において、目まぐるしいほどの変化が生まれてくると思いますが、それは時代の大転換期であれば当たり前のことで、客観的に、落ち着いて見守っていかなければいけないと思います。

昔、蒙古が襲来した元寇では、(多少の誇張はあるのかもしれませんが)二度も神風が吹き、日本は守られました。でも、今の日本にはそれだけの運を引き寄せるほどのパワーがあるのか、ないのか。そのような国の本当の実力(財政力とかGDPだけではない、運も含めた総合的な力)が見えてくるのが、これからだと思います。

それは、むしろ国民一人ひとりの意識、心の持ち方、生活習慣、思いやり、暖かさ、エネルギー等の総量によって決まってくるような気がします。景気や経済も、結局人間の活動の結果として、良くなったり悪くなったりするわけですので、人々が明るく元気に動き出せば、きっと良くなるはずです。

今、プロ野球のセ・リーグでは、4位のヤクルトが、知らない間に大躍進をしていて、シーズン途中で監督が代わってから、勝率が65%くらいらしいのです(すごい数字です!)。仮に結果が出なくても、一生懸命、真面目にコツコツ取り組んでいけば、きっと何かのきっかけで、このような奇跡が起こるのでしょう。今後は、様々な場所で、このような思わぬ「良い」展開が、どんどん出てくる可能性があると思います。

昨夜、NHKで「昭和55年」を振り返る番組をやっていました。昭和55年と言うと、私が高校一年の頃でしたが、確かにいろいろとありました。モスクワ・オリンピックへの不参加、大平首相の選挙中の死去、山口百恵の引退、イラン・イラク戦争の勃発・・・「今の時代は大変だから」などと思ってましたが、昔だって、毎年もっと大変な事件や事故や出来事がありました。でも当時は、それらを前向きに乗り越えて行くパワーがあったのではないかと思います。

当時は携帯電話も無いし、パソコンも無い。今の方がずっと恵まれていますし、環境も良くなってますし、あらゆる技術も進歩しています。だから、あとは、私たち一人ひとりの気持ちの持ち様ではないでしょうか。この夏の暑さを、自らの心の「熱さ」に変換して、明るく元気に暖かく!!この素晴らしい夏に感謝です。

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伊勢神宮の御用材、岐阜県加子母の国産ひのき材を使用した住宅「CASIMOシリーズ」の第2弾のイメージ・パースが出来上がりました。まだ細部の修正、変更等がありますが、加子母材と風水設計を組み合わせたシンプルなデザイン性を基調として、エコロジーと住み心地の良さを、リーズナブルな価格(1000万円台後半の予定)でお届けいたします。

構造材は強度の強い加子母のひのき材、内装は床と天井に加子母の天然木材(ひのき、杉等)、壁は健康塗り壁「ダイアトーマス」とし、森林浴の空間イメージと、多様なカラーリング・デザインにも対応しています。

また間取りも、家族のコミュニケーションを大切にしたリビングと各部屋の配置を行い、健康的で、幸福な家庭造りに貢献いたします。お風呂も加子母のひのき風呂を用意、その他、子育て仕様として、ダイニングに子どものための「ひのき基地」を造り、クラフト&スタディー空間に仕上げます。

お父さんのための書斎スペースや収納スぺースにも工夫を凝らし、またリビングには曲線(アール)を取り入れ、脳が癒される、快適な住環境をご提案していきます。照明も間接照明を使い、住まいを優しく美しく、光で満たします。

今後、より詳細が決まり次第、カタログを作成いたしますので、ご興味のある方は、ぜひご連絡をください。また、「加子母森林バスツアー」にもぜひご参加ください。「CASIMOシリーズ」の意義と良さが、より体感できると思います。

地球と家族の未来をより良くするために、丸二は「CASIMIシリーズ」に取り組んでいます。

できる限りのことを

2010年8月 9日

8月に入り、地鎮祭を2件(世田谷と三鷹)行わせていただきました。また、明後日は三鷹にて、さらにお盆明けには3件の予定です。本当に、数多い建設会社の中から丸二をお選びいただいた全てのお客様に対し、心から感謝の意を表します。誠にありがとうございます。

夏の地鎮祭は、猛暑の中での祭事となりますので、いろいろな配慮が必要です。お客様にとっても、そう何度も経験する事ではありませんので、同様に私たちにとっても、一回一回が真剣勝負です。よって、地鎮祭の設営も進行も、決して手を抜かず、毎回立派な祭事になるように心掛け、(夏の場合は)さらに暑さ対策についても、できる限りのことを行っています。

先日の地鎮祭では、お客様より「こんなに立派にしてくれるとは思いませんでした」というお言葉をいただき、本当に嬉しかったです。また、別の日には、祭事を執り行っていただいた神職様より「地鎮祭で、建設会社がお施主様に対して、“誓いの言葉”を述べるのは珍しい。とても素晴らしいことです」と、お褒めの言葉をいただきました。本当に、ありがとうございます。

仮に目立たなくても、できる限りのことをやっていくという姿勢を継続していくことが、一番大切なことだと思っていましたので、これからももっと「より良い」地鎮祭を目指し、改善努力を行っていきたいと思います。土地の神様にご挨拶をして、土地を浄化させていただいてから、土に手を入れるという日本の伝統的な信仰文化は、このようにして(地域の建設会社を通じて)次代へ継承されていくと思います。

また土曜日には、小石川で工事中の「寺院+完全エコロジー型コーポラティブハウス(外断熱+逆梁工法)」である「スクワーバ見樹院(エコビレッジ小石川)」の上棟式が行われました。本プロジェクトの事業主でもある見樹院様による上棟の式が厳かに行われ、駆体(コンクリート構造体)の完成(棟上げ)を皆で祝いました。

このような節目節目における祭事やお祝い事は、やはり日本人の心の原点「感謝」という思いから発生しているように思います。それは、その土地やその取り組みに関わっている人々に対しての感謝に加え、それ以外のすべてのもの(大自然)等への感謝の表現ではないかと。

この上棟式後の食事会の席においても、「丸二さんに決めて良かった」というお言葉を頂戴いたしました。本当にありがとうごいざいます。このお言葉に応えることが私たちの責任であり、仕事です。それは、ただ建物の完成までのことではなく、建物がある限り、一生続いていくものです。そのような職業的責任を果たしていく理念さえ忘れなければ、いかなる時代においても、建設業は信頼される職業として発展して行くと確信しています。

現在、2011年度新卒採用のための会社説明会・面接を行っていますが、その中で、「建設業を通じて、お客様の人生がより良くなるよう、貢献していきたい」というメッセージを送っています。このような考え方を、「一笑に付すことなく」、その可能性を信じ、探求し、実践していく会社にしていきたいからです。

そのような考え方や取り組みは、決して目立たず、評価されにくいものです。それでも丸二は、愚直に、目立たなくても、できる限りのことをやっていくことに、こだわっていこうと思います。

新卒採用説明会の私の発表の最後に、大好きな作家である宮澤賢治の(あの有名な)「雨ニモマケズ」を読みました。人からどのように思われようとも(デクノボーと呼ばれても)、愚直に信じる道を生きて行きたいからです。そういう会社になりたいと思うからです。


[雨ニモマケズ]

雨ニモマケズ
風ニモマケズ
雪ニモ夏ノ暑サニモマケヌ
丈夫ナカラダヲモチ
慾ハナク
決シテ瞋ラズ
イツモシヅカニワラツテイル
一日ニ玄米四合ト
味噌ト少シノ野菜ヲタベ
アラユルコトヲ
ジブンヲカンジョウニ入レズニ
ヨクミキキシワカリ
ソシテワスレズ
野原ノ松ノ林ノ蔭ノ
小サナ萱ブキ小屋ニイテ
東ニ病気ノ子供アレバ
行ツテ看病シテヤリ
西ニ疲レタ母アレバ
行ツテソノ稲ノ束ヲ負ヒ
南ニ死ニソウナ人アレバ
行ツテコハガラナクテモイヽトイヒ
北ニケンクワヤソシヨウガアレバ
ツマラナイカラヤメロトイヒ
ヒデリノトキハナミダヲナガシ
サムサノナツハオロオロアルキ
ミンナニデクノボートヨバレ
ホメラレモセズ
クニモサレズ
サウイウモノニ
ワタシハナリタイ

最良の建築をプロデュースします。

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