MARUNIの社長ブログ WATATOMO WAVE

生き生きと生きたい

2011年7月11日

先日の土曜日、中学時代の同級生のお誘いで、上野の水上野外音楽堂で行われたアマチュアバンドのコンサートに行きました。とにかく猛暑で、しかも屋外で、バンドの方々も必死でしたが、自分たちの好きなことに(一生懸命)取り組んでいる姿が爽快で、見ている方もかなり楽しませていただきました。まず自分がワクワクすることが、何事にも増して大切な事なのだと、実感です。

その日は、そのまま吉祥寺に戻って飲み会。場所は、同じく同級生がやっている素敵なお店「Mojo Cafe」です。「Mojo Cafe」は、吉祥寺のサンロード(西友のちょっと先の2階)にあって、オーナーのこだわりで「良質な音楽の提供」がコンセプトの、小さいけれど、とても温かい雰囲気のカフェです(オレンジ色の壁とカッコイイ音響システムが印象的)。それでも、初めての人でも(一人でも)入りやすく、お店の中も明るいし、もちろん料理も美味しいので、ぜひお試しください。ここのオーナーも、本当に好きなこと、やりたかったことに挑戦しているので、とてもハッピーですね。

さて、翌日の日曜日は、米国(サンフランシスコ)からのお客様(妻と娘の友人で、お母さんと13歳の娘さん)が来られて、一日一緒に吉祥寺界隈で遊びました。先ずは「ジブリ博物館」。ここは、正式オープン前の関係者向けプレ・オープンの際に行った切りで、とても久しぶりでしたが、日曜日ということもあり大変な混雑で、あらためてジブリ人気の底力を感じました。13歳のアメリカ娘ちゃんも、ジブリは大好きとのことで、とてもはしゃいでいました。

その後は、吉祥寺をブラブラして(買い物したり、吉祥寺美術館に行ったり)、夕食は、友人がオーナー・シェフの中華(四川)料理の「まつひろ」に行きました。ここの中華は、吉祥寺でもトップクラスではないかと思います。いつも美味しいものを食べさせていただけるので、外国からのお客様が来られた時は、必ず利用させていただいてます。駅から少し歩くのですが、逆に隠れ屋的な雰囲気があり、しかも良いものを出しますので、今後も楽しみですね。オーナーのこだわりが本当のお店の価値だと、いつも気づかされます。

それにしても原発事故の影響で、海外からの観光客が激減しているような中にも関わらず、このように日本に来ていただけるというのは、とてもありがたく、嬉しいことです。ちなみにクラシック音楽界では、今回の放射線被害の影響で、多くの来日公演がキャンセルとなったということで、社団法人日本クラシック音楽事業協会は、国を通じて東京電力に賠償を求めたそうです。その売り上げ被害総額は46億円を超えるとのこと。とても大きな被害です。でも、(斜陽の方向にある)クラシック音楽界を実際に支えているのは日本のクラシック・ファンであるのに、海外の有名アーティストの方々が、こういう時に簡単にキャンセルしてしまうのも、何か残念な気がします。やはり「ビジネスライク」ということなのでしょうか。

ところがそういう状況にも関わらず、あえて来日し東日本大震災チャリティー・コンサートとして「ベートーヴェン:第9交響曲」を振った指揮者がいます。インド出身のズービン・メータです。開催日は4月10日ですから、まだ震災後一か月で国内もまだまだ混乱の最中の時です。メータはちょうど3月11日にも日本にいて、大震災を経験したそうです。そのようなこともあったからだとは思いますが、インド出身という、日本人の心に近いものを持っていたからでは、とも感じます。

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そのメータの来日コンサートは大変感動的だったそうですが、その後、ミュンヘンでも地元の有力オーケストラを集めて、再度日本ののためにチャリティーコンサートを開催してくれました。その時のライブCDが、上記です。今まで様々な第9の演奏(CD)を聴いて来ましたが、これは本当に素晴らしいです。ベートーヴェンの不屈の精神、日本人の和の心、そしてブッダを生んだインドの精神性がうまくブレンドして、力強く、日本人の魂と共振しているように感じることができます。

これからは、自分自身の中に(意識に、あるいは腹に)抑えきれないほどの志を持ち、その実現に向かって、「生き生きと」生きて行く人々の時代になるような気がします。私も、その一員に入りたいと思います。

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