About Us 社長プロフィール

渡辺 偕規わたなべ ともき(本名:智紀)
東京都武蔵野市吉祥寺生まれ。
「株式会社丸二」の代表取締役。
座右の銘は「感謝報恩」。

父(現会長:渡辺正一)の跡を継ぎ、現在、東京都武蔵野市吉祥寺にて株式会社丸二(建設会社)の経営をしています。33歳で社長となり、当然のごとく苦労の連続。それでもお蔭様で様々な経験をさせていただきながら、今では大いなる安心感と共に、社長業を楽しめる心境と成っています。

2代目は甘いと言われますが、それでも意外とあれこれ挑戦をして来ました。変わったことが好きなんですね。見た目は本当に大人しくて、穏やかそうで、優しそうに見える(らしい)のですが、内面はかなり頑固で熱い(ようです)。

少年時代(武蔵野三小~武蔵野三中~中大附属高校)は、野球、剣道、テニスなど、スポーツ好きでした。今では仕事でゴルフに行くのと、初歩的な筋トレ程度です。小中学生時代の友人たちとは、今でも交流が続いています。

また、大学時代(中央大学)は映画研究会で自主映画を製作。かなり熱を入れていました。映画・映像業界に進んだ先輩や友人も多くいます。でも学業の専門は商学部会計学科で、ゼミは財務会計学。ゼミ仲間とも、今でも仲が良いです。

そして最初の就職は中小証券会社の営業でした。バブルが始まる前からバブル崩壊まで、日本経済を内側から見られたのは大きな経験と収穫となりました。もちろん自分自身で多少ですが株式売買も行い、経済の躍動感と厳しさを体感いたしました。そして此処でも、素晴らしい上司、先輩、同期、お客様との出会いがありました。

その後、職場結婚&2人で寿退社をして、父の会社に入ることに。その時26歳。合間を使って1ヶ月間、新婚旅行(というより放浪の旅でしょうか)でヨーロッパに行きました。私にとって初めての海外旅行が「1ヶ月間ノープランの旅」。好きな所で好きな宿を探して好きなだけいる。途中ローマでジプシーたちに囲まれて、非常に怖い思いもしましたが、ドイツ~オーストリア~イタリアを中心に、妻と珍道中して来ました。中世ヨーロッパの街並みや本場のクラシック・コンサート(ウィーンのオペラ座とか)も見られて最高でした。気に入った街は、ローテンブルク(ドイツ)、ウィーン(オーストリア)、フィレンツェ(イタリア)です。今はなかなか海外に行けないので、貴重な思い出です。

その他の趣味と言えば、音楽鑑賞と読書です。音楽は、特にクラシック音楽全般とエレファントカシマシが好きです。本は、夏目漱石や宮沢賢治、あるいは松尾芭蕉や与謝蕪村、尾崎放哉などの俳句も好きです。また、家には愛犬(トイプードル)がいます(とても可愛いです)。

さて、丸二に入社し、建築のこと、経営のこと、経済のこと、人生のこと、様々な学びを通し、時には失敗をしながら、自分なりの志が確立してきました。建築の素晴らしさは、造る喜びにあります。お客様にとって、一生に一度の大きな買い物(投資)を私たちが造らせていただく、こんな光栄なことはありません。ひとつひとつが感動と感謝の交響曲。お客様に喜ばれることが最高の喜びです。

社長に成って13年経った2010年には、経営理念とマークを一新しました。世の中が全く新しい時代に入り、丸二も新たな次元の「丸二品質」を追求していく必要性が出てきました。「ルネス(逆梁)工法」、「外断熱工法」、「パワー・コンクリート工法」、「コーポラティブハウス」等の採用や、岐阜県・加子母森林組合様と、農商工連携事業を通じて、「森を守る」取り組みを始めたのも、その一環です。自然の恩恵に感謝し、本物の人造りを行い、社会に貢献する。それが私たちの使命であり喜びです。

丸二は小さな会社です。有名でもありません。規模や知名度で世界一にはなれません。しかしながら、「人柄」と「技術」においては、「世界一」になれる。そう信じています。そのために、私たちは、「RC(鉄筋コンクリート造を極める)」「REFORM(リフォーム事業を拡充する)」「REPEAT(お客様との良きご縁がリピートする)」の【3R】を中心命題に据えながら、その根底部分においては、社員と共に「本物の人生とは」を学び続けています。

私の個人的な夢は、「いつかまた、映画を撮りたい!」ということです。これからも、仕事や人生をもっともっと楽しみながら、大きな夢を追い掛けて行きたいと思います。日々、感謝報恩の思いと共に。ありがとうございます。