interview お客様インタビュー

次世代へ資産価値を継ぐルネスマンション

賃貸併用住宅
相澤(ルネス プレシアンス)
  • 工法 ルネス工法RC造
  • RC造3階建共同住宅
  • 東京都西東京市 / 1999年3月竣工
  • 敷地面積 / 165.11㎡
  • 延床面積 / 347.67㎡
  • 自宅及び賃貸住宅

紫陽花が美しい季節になりました。雨に濡れてシットリたたずむその姿を見ていると心が落着きます。梅雨に入った日曜日の午後、相澤邸を訪ねました。最寄駅から歩いて数分、マンションやビルが並ぶ大通りを入ると、戸建ての家並が続く先に3階建ての相澤邸が見えてきます。1・2階賃貸マンション、3階ご自宅の「ルネス プレシアンス」です。曇り空の中、明るいブルーのタイルに包まれた外観がひときわ爽やかです。屋上のフェンスから元気な男の子達が出迎えてくれました。シンプルで美しい外観から暮しやすさがうかがえます。

資産価値を考慮しての計画

相澤さんがここに居をかまえたのは8年程前。以前から、利便のよい地域で3階建が建つ条件の土地を探していました。5年間探して、中古の戸建付でこの場所を手に入れ、リフォームを加え7年を過ごします。
「当初から、住宅と賃貸併用マンションを構想してこの場所を買いました。」とおっしゃる相澤さん。バブルがはじけてからは土地の価格は下がる一方です。そこで、銀行員のお兄様のアドバイスや、実際に賃貸マンション経営をされている親戚の方からの情報を得て、資産価値を高める不動産のプランニングが始まりました。「ルネス プレシアンス」は長い歳月をかけてカタチになっていきます。

ルネスと実績とコストで丸二へ依頼

相澤さんは建設会社を選定するにあたり、まず数社を調べました。インターネットでも様々な情報を集め、丸二渡辺建設のホームページで外断熱工法に興味を持ち、ショールームを見学します。そこで出会ったのがルネス工法。「メンテナンスや容易なリフォーム等、将来性あるルネスの構造に惹かれ、3回ほど説明を聞きに行きました。」と相澤さん。さらに決め手となったのは信頼できる実績とコストパフォーマンス。たまたま奥様の実家の目の前が丸二渡辺建設の施工現場だったこともあり、その様子を見て実績を確信します。
さらに、ハウスメーカーから同じ間取りで見積りを取り比較検討します。「基礎構造から、内外装工事、部材ひとつまで様々な点を比較検討すると、施工方法も価格も全く違っていました。迷うことなく、丸二に依頼を決めました。」賃貸部分と自宅、全てにルネスを取り入れた「ルネス プレシアンス」は平成14年9月着工となりました。

何も心配しなかった工事期間

工事期間中、相澤さん一家は丸二渡辺建設が提供している小金井のゲストハウスで過ごされました。「緑が多く、公園も近くにあり環境が良い場所。子供の学校への送り迎えが遠くなりちょっと大変でしたが、快適でいい所でした。」とは奥様の感想です。
「現場は頻繁に見に行きました。工事に関しては全く心配することはありませんでした。全て、丸二さんがやってくれましたから。」とおっしゃる相澤さん。工事中のご近所に対する配慮に関しても、「普段からご近所の方とコミュニケーションをうまくとっていれば、問題が起こることもないと思います。」と端的なアドバイスをいただきました。 工期の遅れもなく、順調な工事進行で、平成15年3月竣工となりました。

次世代へ受け継ぐルネス

「ルネス プレシアンス」は長期的な展望で計画され、施工されています。この場所を選んだのは利便がよいだけでなく、地震にも強い土地だから。行く行くは賃貸部分を自宅用にリフォームし、二世帯三世帯住宅にして、次世代に受け継ぐ家創りの構想です。
男の子2人のお父様でもある相澤さんは、「この時代、家一軒建てるのは大変なこと。子供達には家を建てるために一生を捧げて欲しくない。」とおっしゃいます。次世代に継ぐ家は、躯体の耐久性に優れていること、メンテナンスが容易なこと、間取りの変更等リフォームが容易であることが必要不可欠です。これらの全てを満たしてくれたのがルネス工法でした。
他にも、ホームエレベーターの設置、外壁タイルには耐久性に優れ雨が汚れを落とすメンテナンス不要のハイドロテクトタイルを使用したりと、将来を考えた建築仕様になっています。後々手を加えるのは建物自体にも影響がありコストもかかります。先を見据えて、耐久性に富む最新かつ最適の構造と設備で建築された「ルネス プレシアンス」。長い目で見ればコストの削減にもつながりとても合理的。相澤さんの先を見る目に感心させられます。

暮らしやすさが一目でわかる空間

3階の相澤さんご自宅部分。間取りから内装までとてもスッキリした設計になっています。この家には廊下がありません。設計段階では廊下を隔ててリビングとプライベートルームになっていました。でも丸二渡辺建設の担当者から「廊下はなくして子供部屋へはリビングから入るようにしたらどうですか? 必ず親の顔を見てから自室にはいる、小さい頃から自然に身につくこの習慣は大切ですよ。」との提案に共感、一石二鳥でとっても広いスペースが生まれました。空調換気システム、ペアガラスのサッシ、トップライト等環境への配慮も整っています。「建物全体は全て主人に任せてやってもらいました。

インテリアや細かい部分に関しては自分の意見を取り入れています。今回は最初から使い勝手を考えての設計になっているので、とっても暮らしやすく住み心地の良さを実感しています。」と奥様。相澤さんご夫妻、育ち盛りの2人の男の子、それにゴールデンレトリバーの愛犬グッピー君、余裕のスペースと構造でのびのびとした暮らしぶりが羨ましい限りです。

見て納得、ルネス仕様の賃貸部分

1・2階の賃貸部分。約32m2の1K5戸、約40m2の1DK1戸、全てルネス仕様になっています。部屋の細かい仕様も自宅同様の設計にしました。「自分が住みたいと思う部屋を創りました。」と相澤さん。大きな床下収納、遮音性、ハイサッシからの通風と採光によるカビ防止等、マンションでトラブルの原因となる問題をルネスが解決しています。入居希望者は、実際目にした収納の大きさにびっくりし、内見後の入居率は高くなります。また、躯体にはあらかじめケーブル用配管を通し、各居室まで光ファイバーを直接引き込めることも入居者にとって大きな魅力になっています。賃貸部分にも相澤さんの先を見据えた考えが実現され付加価値が生まれています。

利便のよい中央線、西武線駅周辺の土地は地主の方が比較的多い場所。相続等の理由でマンションが建つ状況が目立ちます。分譲マンションもバブル当時と比較すると購入し易くなった昨今、土地の有効活用としての賃貸マンション経営は競争の厳しい時代になりました。「無理に部屋数を多く取るのではなく、広めで質の良い部屋を創ると長く競争力が保てます。特にオーナー住宅と併用の場合は、なるべく同じ仕様にしたいもの。住んでる方に自然と気持ちも伝わります。」と相澤さんのアドバイスです。「ルネス プレシアンス」はこの地域ではやや高めの家賃設定ながら、入居者も全て決まり、順調なスタートです。

「ルネス プレシアンス」相澤さんが考案された名前です。プレシアンスはフランス語で予知するという意味があるそうです。IT関係の仕事をされている相澤さんは、26歳で独立され現在に至るまでその最先端で仕事をされています。何事にも常に先を見据え、探求する姿勢から生まれる「ゆとり」がお話からも伝わってきました。

「ルネス プレシアンス」が次世代に受け継がれた時、またこのページで紹介させていただく機会がくることを願っています。