about us 経営理念・社長メッセージ

Management Philosophy

  1. 自然との総和に徹し、自然の恩恵に感謝できる会社造りを目指す。
  2. 正直・安心・安全に徹し、より良い建物造りに高揚できる会社造りを目指す。
  3. 社長を核とし、社員の人格造りに徹し、今と未来の社会に貢献できる会社造りを目指す。
代表取締役
渡辺 偕規Tomoki Watanabe

縦軸に「人柄」を、
横軸に「技術」を。
その「交点」に生まれた建設会社が、
私たち、丸二です。

Message

変わりゆく時代の中で、あらゆる種類の建物を造り続けながら、
私たちの中には、確固たる夢と使命感が形成されて来ました。
それは、私たちが造る建物によって、関わる全ての人々の生命と生活を、
安心感と幸福感で優しく包み込むことです。
もちろん、経済性とビジネス視点を決して忘れずに。

21世紀は、自然災害と共に生きる時代です。
地震、火災、強風、豪雨、水害、大雪、猛暑、寒波等の自然界の脅威から、人々の生命と財産を守ることの出来る安全強固な建物を、地域社会へ提供して行くことが、建設業の新たな社会的ミッションと成りました。
住宅と都市の強靭化によって、その地に生きる人々の安心安全な暮らしと経済を持続可能にして行くこと。
今、私たちは、このような社会的使命の前にも、確かに向き合っています。

これらの使命の実現のためには、建物の建設に関する多数の実績と高い技術力が必須です。
同時に、造り手である私たちの智慧と経験、更には一人ひとりの人柄までもが、真の商品と成ります。
建設業は「人」です。
造り手の、無形の良心の積み重ねによって、有形の建物の中に、無限の生命が宿ります。
つまり、造り手の人柄の総和こそが、私たちの経営理念の原点なのです。

建物の真の商品価値は、長い時間軸の経過と共に醸成される、信用と安心感です。
その信用と安心感を生み出すのは、ひたすら真面目で誠実な施工技術と、
お客様の建物を大切に守り続けようとする、私たち一人ひとりの思いの総和です。
そうです、私たちの自慢は、やはり「人」なのです。

当社創業者、渡辺正一(現会長)が、ふるさとの北海道滝川から上京し、東京吉祥寺の地で建設業を興して以来、もうすぐ70年と成ります。この永年の信用の蓄積と、お客様並びに地域の方々との素晴らしいご縁の数々が、今の丸二の大切な財産と成っています。
これからも、たゆまぬ研究心と挑戦心で、建物の設計施工技術を磨き上げながら、
お客様の期待を超える建設会社を目指して参ります。

丸二とは、お客様のための「ニコニコ」製造工場。
今と未来を生きる人々のための、生命と生活を優しく見守り続ける、地域の「安全基地」です。
これからもお客様の期待に応えながら、大きな夢に向かって、一歩一歩、この道を歩んで参ります。

丸二品質

丸二品質とは、私たちの価値判断基準のことです。私たちは、常に高い価値判断基準を設定し、さらにその次元を超えることを目標として、「人柄」と「技術」の双方を同時に高めていく努力を継続しています。人柄(100点満点)を磨き、技術(100点満点)を磨き、合わせて200点満点を目指しながら、日々、自己成長に挑戦しています。

縦軸に、「人柄」を。横軸に、「技術」を。その「交点」に生まれた建設会社が、私たち、丸二です。

3つの「R」

丸二の強みは、3つの「R」です。

RC(鉄筋コンクリート造)

自然災害と共に生きる時代において、RC(鉄筋コンクリート造)は、ありとあらゆる種類の自然災害から「生命」と「財産」を守ることが出来る建設工法です。丸二は、より多くの人々が安全強固なRCに住むことのできる地域社会を一刻も早く造りたいのです。RCを予算的に断念する人を、一人でも減らしたいのです。私たちは、RCの賃貸住宅、賃貸併用住宅、個人住宅、コーポラティブハウス、テナントビル、ホテル、各種施設等の実績をさらに伸ばし、この社会的使命を果たして参ります。

REFORM(リフォーム&リノベーション)

モノを大事にする時代と成り、住宅や建物においても、修理、営繕、改修、耐震、リフォーム、リノベーションをしながら、長く使っていく方向への大転換が始まりました。丸二はすでに、10年以上前からリフォーム部門を立ち上げ、現在では年間1,000件以上のお客様からの増改工事をいただけるようになりました。細やかな工事にも迅速かつ誠実に向き合い、工事後のメンテンスにも本気で対応していくことが、新しい時代の要請と信じ、今後もさらなるサービスの向上に努めて参ります。

REPEAT(リピーターさまを大切に)

一度ご縁をいただいたお客様、設計事務所様、法人事業者様からのリピートのご依頼ほど、嬉しいものはありません。高いリピート率は、会社の信用のバロメーターだからです。私たちは、工事完了後からが本当のお付き合いと信じ、計画段階並びに施工段階からの品質管理の徹底、スピード対応、各種アフターサポートシステムの駆使によって、「お客様からの信用を絶対に落とさないこと」「お客様のからの信用をさらに醸成させて行くこと」を最高の価値判断基準とし、徹底しています。

以上の3Rで、丸二は社会に貢献して行きます。

新思想RC【RCフォレスト】

新型コロナウイルス以後の「ミニマル(Minimal)社会」では、最小限の生活基地に、オリジナルの幸福感を付加するという新しいトレンドが始まると思います。丸二のRCミニマル集合住宅【RCフォレスト】は、「防災性能(RC)」と「機能美(Minimal)」と「道楽(Originality)」を兼ね備えた、新思想RC(賃貸住宅・賃貸併用住宅・個人住宅・テナントビル)であり、従来の住宅の概念とは違う「引き算の発想」「引き算のデザイン」からの機能美を目指したモデルです。全ての人々にとって、いつでも安心して帰れる場所。それは、強固な「防災住宅」「安全基地」「生活基地」としてのRC空間でもあります。私たちは、最も頑丈な建物を提供する「現場打設RCメーカー」としての高い技術力とコスト力、さらには自由度の高いデザイン性で、「新思想RC」をご提案しています。

公共事業で養った技術力

世界的な経済環境の激変により、国内の各産業も、大きな変革の最中にあります。とりわけ建設業界においては、公共事業・ハコモノ行政からの決別が進行中です。丸二は、すでに公共事業からの脱却を、10余年をかけて達成いたしましたが、本当に大変な道のりでした。同時に、公共工事から得られた様々な技術の蓄積は、現在の私たちの原点に成っています。優れた技術を民間の新築工事とリフォーム工事へ展開し、お客様とのご縁を深め、さらに拡大する。それが現在の丸二の姿です。

「ルネス工法」と「外断熱工法」のパイオニア

私たちは、常に、RC(鉄筋コンクリート造)の価値をさらに高めるための新工法の研究と採用に取り組んでおり、特に「ルネス(逆梁)工法」と「外断熱工法」は、永い時間を掛けて、多くの実績を積み重ねています。「ルネス工法」は、構造上の梁を「逆」に設計することで、床下に広大な有効空間を生み出す工法です。収納力の向上、上下階の音の防止、設備配管のメンテナンス性の向上が実現できます。同時に、SI(スケルトン・インフィル)として、躯体と内装の容易な分離も可能です。「外断熱工法」は、コンクリートの建物の外側を断熱材で覆う工法です。建物自体が外部環境から守られることで、建物の躯体寿命が飛躍的に延びます。また、結露やダニ・カビが減少し、室内空気環境が改善されます。外気温の影響も受けにくく、エアコンに頼らない省エネ環境をつくることもできます。このようにして、住む人にも、建物にも、地球環境にもプラスになる新技術に対し、私たちはいつも真剣に向き合っています。

「加子母ひのき」は伊勢神宮の御用材

日本の山が今、荒れ始めています。森の木を間伐しないと、日の光が入らず、森が死んでいくからです。日本の美しい森を守り、林業を復活させるには、森の木を間伐することが大切です。外材ばかりに頼らず、国産の素晴らしい無垢材を、建築用材として利用することは、地球環境への貢献にも成ります。丸二は、国の農商工連携事業の認定を受けて、岐阜県・加子母森林組合様と共に、伊勢神宮式年遷宮の御用材として有名な「加子母ひのき」を、産地直送でお客様にご提供し、都会に癒しの住環境を造ることと、森を守ることに貢献しています。

一緒に造る、自由設計の共同住宅が「コーポラティブハウス」

今まで、マンションは「買うもの」「選ぶもの」でしたが、これからは「建てるもの」「造るもの」へと移行していくでしょう。住環境を得るということは、人任せに出来るほど、簡単なものではないということです。丸二が20年以上をかけて実績を上げて来た「コーポラティブハウス」は、まさにその代表選手、複数の人達が、共同で住宅を建てるという新たな形です。私たちは、お客様一人ひとりのビジョンやイメージ、オリジナルのデザインや間取りを叶えるために、さらに腕を磨いて参ります。そして、新たな時代における「コミュニティづくり」にも貢献して行きたいと思います。

人造りと総和の道へ

丸二品質を支える「人柄」と「技術」の双方を高めていく為に、私たちは、密度の高い社員教育と独自の人事褒章制度を実施しています。定例の「道理道徳の勉強会」「技術向上の研修会」「意識と情報の共有の場・システム」「社長とのニコニコ・ミーティング」の他、社員一人ひとりが講師となって講習動画を配信する「オンライン・カレッジ」、社員個人の趣味を応援する「道楽倶楽部」など、その幅は広く、社員一人ひとりの自己成長をサポートするものに成っています。社員同士がお互いの人生や仕事を思い合い、お互いの趣味や話題を共有し合う。このような素晴らしい「人生ステージ」を築き上げたいと思います。

先ず、私たち一人ひとりの持つ知識、智慧、技術、経験、趣味、人生観を、皆で大切に共有し合い、育て合い、1つの「和(丸)」を造ること。次に、その「和(丸)」が、お客様との「総和(大きな丸)」と成るまで、ゆっくりと、穏やかに、まるで年輪のように、広げて行くこと。その総和(大きな丸)の中心、「人柄」と「技術」の2軸の交点には、いつも丸二が在る。これが私たちの理想であり、総和への道です。

縦軸に「人柄」を、
横軸に「技術」を。
その「交点」に生まれた建設会社が、
私たち、丸二です。