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100年住宅、100年マンション

お客様が住宅を建てたり、賃貸マンションの経営をされる場合の最大の関心事は、その建物が「いったい何時まで持つか(寿命)」です。欧米では100年、200年は当たり前。しかしながら日本の場合は平均30年と言われています。多額な投資をするからには、子どもや孫の代までしっかりと建っていて欲しい。こう願うのは、当然のことだと思います。建物を長く、しっかりと維持していくためには、大きく3つ方法があります。1つ目が、構造体自体の耐久性を上げることです。姉歯事件のように、鉄筋量を減らすなどと言うのは問題外。現在の品質以上に、コンクリートの密度を高める努力が必要です。2つ目が、外断熱です。建物の外側から断熱を行い、構造体を守り、尚かつ室内の結露を防止することで、コンクリートの劣化を防ぐことが必要です。3つ目が、配管・配線の容易なメンテナンスです。せっかく構造体が長持ちしても、建物の内部にある配管・配線の交換ができなければ意味がありません。それが可能なのは二重床構造です。・・・以上の3つの方法の中で、ひとつでも取り入れておくと、20年後以上の先々に、大いなる安心感を持つことが出来ます。丸二の場合、①パワー・コンクリート工法②外断熱工法③ルネス(逆梁・二重床)工法・・・この3つの工法で、お客様の建物を長くお守りしています。