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落語



昨日は父に誘われて、「三遊亭鳳楽・武蔵野独演会」に行ってきました。落語のような日本の伝統文化に触れる機会がめっきり減っている中で、久しぶりに新鮮で楽しい時間を過ごすことができました。やはり「笑い」って大事ですね。快適で清涼感のある「笑い」は、人の心を豊かにし、「運」や「健康」さえも味方にすると感じました。ところで、「落語」と最近の「お笑い」の違いは何だろうと考えてみると、それは「10年後、20年後、30年後でも面白いか?」ということだろうと思います。後世に残る無形の資産にこそ価値を見出す、そういう機運を育てていくのも大事なことなんですね。

ユーロ高



「ユーロ」が高くなっています。基軸通貨である「ドル」からのシフトが起きているらしいです。やはり米国経済への不安や非難が、少しずつ表面化しているからなのでしょうか。でも、最終的に行き着く先は、ユーロでもなく、東洋のような気がします。それも、世界で最も「戦い」を嫌う国「日本」に。

ありがとう通信8周年



「ありがとう通信」が、発刊8周年を迎えました。これもひとえに、お客様並びに関係各位の皆様のおかげです。誠にありがとうございます。このような通信を発刊するにあたり、本当に続けることが出来るのだろうかという一抹の不安がありましたが、今回の第48号で丸8年です。そして、いよいよあと2年で10周年ですので、その一区切りを目指しながら、充実した内容をお届けできるように、さらなるレベルアップを図ってまいります。どうぞ今後ともよろしくお願いいたします。

唯心論と唯物論

最近、あるセミナーで理解できたこと。「唯心論と唯物論は、お互いに比べあう立場のものでは無く、唯心論の中に唯物論が含まれている」という認識です。これは、目からウロコでした。世の中には、「唯物論(お金・物質)より唯心論(こころ・精神)が大事。経済的な豊かさは不要だ」という人もいれば、「唯物論(お金・物質)の方が大事。唯心論では何も得られない」という人もいます。つまり、「AかBか」というモノサシだったので、どちらが正しいかという決着がなかなか付かなかったのです。しかしながら、「唯心論の中に唯物論が含まれている」という理解をすると、とても自然です。唯心論は「海」であり、唯物論は「魚」です。まず「海」があって、「魚」は存在します。でも「海」だけでは不足、「魚」も海があってこそ生かされます。「AかBか」の時代ではなく、「AとB」の時代へ。そういう意味で、「海(精神的な豊かさ)」への視点を強化することで、「魚(経済的な豊かさ)」を実現するという理解になるのでしょう。時代が加速度的に変わりつつある今、自らの世界観(モノサシ)を持たないと、迷路に迷い込んでしまいます。

お客様とのきずな



私の青年会議所(武蔵野JC)時代の時の友人、中山和義さん(三鷹JC)が素晴らしい本「客は集めるな!」を出し、それがベストセラーになっています。「お客様を集めることよりも、お客様とのきずなを深めることが大事である」という、経営の原理原則が書かれていて、今私たちが抱えている課題と同様の認識を待つことが出来ました。お客様との人間関係を深めることが、何よりも大切であり、それが結果的に集客にもつながると思います。このように、様々な経験を通じてたどり着く先は、いつも決まって当たり前の「原理原則」。でも、これが重要なプロセスなんですね。

現場は「巨大な生命体」

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今日は、4箇所(本八幡~池之端~三軒茶屋~三鷹)の現場巡回に行きました。各現場とも、暑さの厳しい中にも関わらず、順調に工事を進行していました。それでも、いくつかの指摘事項もあり、緊張感のある現場巡回となりました。現場はひとつとして同じ物は無く、日々生き物のように成長しています。その巨大な生命体をコントロールするのが現場監督の役割。とても大きな仕事だと思います。暑さに負けず、わが現場を愛し、素晴らしい生命体を誕生させましょう!!

ありがとう



『「ありがとう」が好きな人には、それを多く言わせる現象が降り注ぐ』・・・会社のトイレにある小林正観さんの日めくりカレンダー(22日)から・・・。思わず、「なるほど!」と直感的に理解できる法則です。だから、どんなことがあっても「ありがとう」なんですね。昨日の高校野球の決勝戦(再戦!)で敗れた駒大苫小牧の田中投手の悔い無き表情にも「ありがとう」が見えました。大きくなる人物が持っている共通点だと思います。私も精進しなくては!

ばけたん



今、話題になっている(らしい)「ばけたん」(ストラップ)を買ってみました。「ばけたん」とは、「おばけ探知機」の略だと思います。説明によると、「空間の温度、時間、振動、音圧、電磁波、その他未知のエネルギーの影響を受けることで真性乱数の発生を可能にした超小型の真性乱数の発生装置 」とのことで、意外と真剣で真面目な技術のようです。「おばけ(!)」が出る場所は、確かに磁場が乱れているはずですので、論理的に理解できます。このような商品が「遊び心」で開発され、それがかなり売れているというのも、面白い現象です。今までなかなか理解されて来なかった「波動」とか「磁場」という概念が、もしかしたら若者の遊び感覚の中から拡大して行くのかもしれません。とにかく、面白い!というのが一番です。

ハイコンセプト



話題になっているダニエル・ピンク氏の「ハイコンセプト~新しいことを考え出す人の時代」を読みました。これからは「第4の波」の時代~「情報化社会」から「コンセプチュアル社会」へ~デザイナー、プロデューサー、カウンセラー、総括的に物事を考えられる人の時代~右脳主導指向型、瞑想と精神性の時代へ。このような大きな波は、当然ビジネス社会も変えていく。その変化に取り残されないためには「6つの感性」が必要→①「機能」だけでなく「デザイン性」 ②「議論」よりは「物語」 ③「個別」よりも「全体の調和」 ④「論理」ではなく「共感」 ⑤「まじめ」だけではなく「遊び心」 ⑥「モノ」よりも「生きがい」 ・・・以上の「6つの感性」は、これからのビジネスの流れを大きく変えて行く。特に「デザイン性」については、建築の分野でも重要です。商品は「実用性」と「有意性」の組み合わせでできている。「実用性」とは「機能」そのものであり、「有意性」とはこの機能性を越えた美的アピール=「デザイン」である。「実用性」は「左脳主導思考」であり、「有意性」は「右脳主導思考」である。つまり、これからは右脳主導思考で「デザイン性」を高めていかないと、モノは売れなくなるということ。この流れは、すでに実感として強く感じています。私たちも、「ルネス」や「外断熱」等の「機能」に加えて、新たに「風水デザイン」を取り入れ、美しくて精神性を高めるデザインの実現を目指しています。この流れは本物だと思います。

1ミリの前進



今回の藤原直哉氏の「ワールドレポート」は、4つの視点からの「今」が語られていて、非常に頭がクリアーになりました。その4つの視点とは・・・①視点1→第3次世界大戦(英米・ユダヤ資本の敗戦)②視点2→不況と物価高(質の高い商品と熟練の技の時代に)③視点3→ロハスな生き方(心と自然に負荷をかけない生活や仕事への移行)④視点4→今日どうする(毎日少しづつ行動する。迷ったら行動する。行動して、反省して、試行錯誤する)・・・内容はとても深く、一言では語りきれません。でも、分かります。5年後の新しい自分づくり・会社のために、日々1ミリの前進あるのみ。この目に見えない微量の行動こそが、豊かな明日を築くことになると思います。