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躯体精度が生命

鉄筋コンクリート造の建物の生命は、躯体(構造体)精度です。建物の形状や大きさ、立地条件等で、コンクリートの打設計画は変わります。つまり、よいコンクリート躯体を打つには、細心の準備と計画が必要です。最近完工したある現場の完成後の実績報告書にこうあります。「建物形状が長く奥行きがあり、隣地建物と現場が非常に密接しているので、外部躯体の精度を重視しました。型枠職長と作業の進め方を十分打ち合わせし、コンクリート打設前には、型枠建て入れ精度と型枠水平の精度を良く確認した上で打設作業を行いました。
結果、躯体工事に関して、左官補修無く良好な躯体精度が保てました」・・・このように報告されたとおりに見事なコンクリートを打つことが出来たのは、このような極めて基本的な準備と計画を徹底して行っていたからです。決して慣れずに、常に「初めて」という意識で、謙虚に準備をして、自信を持って行動する。この小さな連続の積み重ねが「凄い!」現場管理と品質を生み出しています。