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現場は「お客様」

今日の午前中は、39ミーティング(2名)。二人の社員さんと長々と話していると、とても大切なメッセージを見つけました。ひとつは、営業の社員さんから出た「『ありがとうございます』とは、お客様から『ありがとうございます』と言っていただけるように、私たちがやり切るということなんです」という言葉です。
これは、「ありがとうございます」の本質かもしれません。また、もうひとつは、「現場はただ現場にあらず。お客様の実相である」というメッセージです。これは工事部の社員さんとの対話の中から、浮かんできました。現場は、実はお客様そのものである。お客様は、常に完成する建物のことを思い描いている。常に考えている。だから、意識は常に現場にあるのです。そうすると、現場はただ現場ではなく、お客様の現在の意識が詰まった「お客様そのもの」の空間ではないか。
ですので、現場にいる私たちは、いつもお客様と共にいて、お客様の夢を形にする作業をしています。お客様と毎日、対話をしています。もし一箇所でも不備があると、お客様の心が痛みます。だから、6S(整理・整頓・清掃・清潔・親切・速度)で、日々お客様の実相をきれいに整えなければなりません。現場に対して忠実に、誠実に、正直になること・・・それは、現場がお客様そのものだから。このような捉え方が正しいのではないでしょうか。39ミーティングは、多くの気づきを与えてくれます。