2005.11.29
富を手にする「ただひとつ」の法則
1910年に出版されたウォレス・D・ワトルズ氏による名著ということで、読んでみました。このような成功法則本は、ジェームズ・アレン氏の「原因と結果の法則」が有名ですが、本書もほぼ同時期の約1世紀前に生まれた智慧といえます。基本的には、「深い感謝の念を持ち、創造力を働かせ、なりたいイメージを描くことで、思いは実現する」という考えで、あくまで実践的・科学的な手法として紹介されています。最近は、あらゆる人が成功法則についての手法を発表していますが、すべて本質は変わらず、その共通のキーワードは「感謝」であり「実現のイメージ化」です。1世紀も前からこのような分析が行われ、今も形を変えながらも、本質を失わずに語り継がれているという点において、これらは正しいのではないかと思います。自分自身でも、実感できることが多々あります。とにかく、あらゆる事柄において「感謝」や「ありがとうございます」の思いが大切であるということを思い知らされます。もっともっと、意識しなくては!