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年頭にあたり思うこと

昨日から平成19年度の仕事が始まりました。そして例年のとおり、半日を掛けての経営計画の発表会を開催し、社員一同が同じ目標に向かってスタートを切りました。さまざまなことがあった昨年を振り返ってみると、そこから限りなく大きな(非常にありがたい!)課題を与えられたように思います。大切なのは、そのことをどれくらい深く認識し、具体的な行動に移すかということでしょう。毎年毎年、このように常に新しい課題に向き合っているわけですが、実はその根本はただひとつのような気がします。それは、「ありがとうございます」という言葉の持つ重大な「責任」に対しての、私たちの認識の深さの問題です。この認識の深さがまだまだ浅いが故に、さまざまな課題が違う形をとって出てくるのでしょう。でもだからと言って、この「責任」から逃れたいが故に、「ありがとうございます」という視点を忘れたくはない。いつもそばに置いて、意識していきたい。そこから生まれるギャップに気づき、是正するチャンスをいただきたいから・・・。それが丸二の50余年の宝の思想だと思うから・・・。さて最近、気づいたことは、自分の心(意識、考え)が本当に納得したこと以外のことをやると、どうもうまく行かないということです。自分の心(意識、考え)から生まれて出てきたものの中にも、うまく行かないことはたくさんあります。しかしながら、それはコントロールが可能な範囲で修正ができます。ところが、自らの心が(本当の意味で)納得していないものは、コントロール不能になります。今年は、さまざまなことを注意深く判断し、多くの意見を聞きながらも、最終的な意思決定は自らの「良心」としっかりと向き合い、じっくり対話をして決めていこうと思いました。社長になり10年目です。この9年と少しの間、本当にフルコースメニューのように多くの学びをいただいてます。非常に感謝すべき経験です。今年はこの経験を、そろそろ遠慮せず生かして行こうと思います。今年一年、よろしくお願いします。以上、年頭にあたり思うこと。