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最近のCDを聴いて

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年末年始によく聴いたCDです。左上は、ベートーヴェンの「交響曲第9番『合唱』」ケーゲル&ライプツィヒ放送交響楽団(1987年)です。やはり年末は第9ということで、好きなケーゲルのCDを買ってみたところ、とても深く清く静かな演奏でした。第9と言うと、ガチャガチャしたイメージがあり、いまひとつ好みの曲では無かったのですが、これはいいです。不思議な荘厳さがあり、第9らしくない第9でした。右上は、ブラームス「交響曲第3番、ハイドン変奏曲」クナッパーツブッシュ&シュトゥットガルト放送交響楽団(1963年)です。クナッパーツブッシュも好きな指揮者です。もちろん録音はモノラル。でも聞きやすい音でした。ブラームスは基本的にあまり得意では無いのですが、クナッパーツブッシュの異様にゆっくりとした重低音の演奏を聴くと、けっこう面白いです。この演奏なら時々聴けそうです。左下は、ブルックナー「交響曲第5番」チェリビダッケ&ミュンヘン・フィル(1986年サントリーホール、ライブ)です。20年間梶本音楽事務所の保管室に封印されていた完全未流出のオリジナル音源ということで、単なる衝動買い。でも、すごいですね。まだ2楽章しか聴いてませんが、この本当に止まってしまったかのような超遅いテンポ。そこから聞こえる旋律の数々。すでに亡くなっているチェリビダッケという変わった名前の指揮者が、今これだけの評価を得ているのも分かります。純粋に、すごい音楽だから!最後の右下は、サラ・ブライトマンのベストアルバム「Diva」です。この人のCDはいくつか持っていますが、ベストアルバムも買ってしまいました。オペラやポップスの名曲を美しい声で歌ってくれます。特に映画音楽の大家「エンニオ・モリコーネ」の作曲した「ネッラ・ファンタジア」は何度聞いても美しいですね。ちなみに、私が最も美しいと思う歌の小品(洋楽)は、今のところ、ビーチ・ボーイズの「神のみぞ知る」とサラ・ブライトマンの「ネッラ・ファンタジア」です。かなりマイナーですが、いいですよ。以上、「最近のCDを聴いて」でした。