Blog 社長ブログ

「緑」に高い癒し効果


 昨日の日刊工業新聞1面より・・・東京電機大学の研究チームが、「1/fゆらぎを加えた緑色の光に、最も高い癒し効果がある」という研究結果を明らかにしました。川のせせらぎや草花が風にそよぐ動きなど、自然界に数多く存在する「1/fゆらぎ」と呼ばれる現象を、「赤・青・緑」のLEDで再現したところ、緑色の光を照射した場合に最も癒し効果が高かったとのこと。もちろんこの実験結果は、「血圧・心拍数・唾液に含まれるアミラーゼ・脳波測定」等の数値データーを基にしたもので、電子情報通信学会においても発表されるとのことです。今、まさに私たちが取り組んでいる「建築医学」あるいは「風水科学」においては、「緑色が最もリラクゼーション効果が高く、人間の免疫力を高める働きがある」として、特に「寝室のカラー」として推奨しています。このようにして、「場」や「環境」が人体に与える影響の研究が進むにつれて、古来から伝承されている智慧に対する評価が変わってくるはずです。この研究チームでは、光に加えて音楽や香りを通信システムと組み合わせ、遠隔医療への展開を始めるとのこと。もう、こういう時代になってきました。