2007.08.03
やっぱり、「捨てる」こと
最近、自宅のリフォームをするにあたって、家族みんなでせっせと整理整頓やゴミ出しをしています。こういう機会がないと、なかなか物が捨てられないので、とてもいい機会になってます。家の中が散らかっていたり、物が多すぎたり、汚れたりしていると、住む人の脳や心に何かしらの影響があると言われています。確かに、リゾートホテルのようなキレイな部屋でくつろいでいるのと、乱雑な部屋でイライラしているのとでは、性格までも変わってしまいそうです。結局、人間関係や仕事にも影響が出て来そうですね。そう考えると、家の中をキレイに整えておくことは、意外に大事なことだと分かります。でも、これがなかなか難しい。生活をしながら常にそのような状態を維持していくことは、けっこうエネルギーが必要なんです。
建築医学とは、簡単に言うと、「場の状態を改善して、住む人の脳や心に良い影響を与えよう!」という考え方です。その中で一番効果があって、誰でもすぐ出来るのが、「整理整頓」です。だから、楽しみながら日々掃除をしていかないと!ですね。私も、意識して今後も続けて行こうと思います。
ところで、「捨てる」ということは、つくづく大事なことだと思います。けれども、難しい。いろいろな知識や経験も、おかしな雑学となって頭の中にこびりつき、モノの道理が見えなくなる。自分だけ「良し」と思っているけど、ズレている。こんなことが結構多いものです。これからは、いかに余計なものを捨てていけるか・・・ですね。モノも、考え方も、習慣も。そして、本当に大切でシンプルなモノ、考え方、習慣を身につけていくことです。もちろん、建築のデザインも!!楽しくなりそうです。