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希望の調べ

年末の慌しさの中、あと数日で今年も終わりというところに来ました。みなさんにとって、2008年はどのような年だったでしょうか。サブプライムローン問題をきっかけに、経済環境が一変した年。あのトヨタでさえ赤字になるという未曾有の事態。派遣社員さんたちも大変で、年越しが厳しい。政治は動かず、夢や希望、方向性やビジョンが見えにくい。世界的に見ても、米国経済が落ち込み、イラク戦争の正当性についても疑問の声が湧き上がってきた。
そして・・・米国に追従し続けた日本は、その代償を払おうとしている・・・。このように、現象だけを見れば、確かに良い年ではありませんでした。でも、その裏側に、静かに流れ始めている爽やかな風を、五感で感じることが出来れば、明るい希望の調べが聴こえてくるような気がします。
今、起きていることは、三つの流れだと思います。ひとつは、「西洋」から「東洋」へ。二つ目は、「人工」から「自然」へ。三つ目が、「冷」から「温」へ。西洋(=米国)的な「物質的な豊かさの追求」から、東洋的な「精神的な豊かさの追求」へ、人々の意識は変わってきた。人工的に作られたモノを壊し、自然に戻す作業が、これから始まる。冷酷な管理社会から、温厚な共生社会への大移行。
このような大きな時代の変化が起きる前哨戦として、まず経済的な面の消去作業が始まったように感じます。その消去作業の最中は、とても大変だと思うのですが、心(精神)を大事にして、自然を愛して、温厚な人間性を保つことが出来れば、当面の厳しさや混乱があっても、心の温かい人々が浮上する時代になるような気がします。そういう意味で、この2008年から始まった社会的、経済的変動は、きっと良い方向へ帰着すると思います。
だから、そのような人間になれるよう、日々の日常生活の中で、修練を重ねていこう。まだまだ未熟ではありますが、何事に対しても前向きに、温かく生きていこう。そのようなメッセージが、一人ひとりの心の中から自然に湧き上がって来たら、きっと世の中は変わる。それが大いなる期待です。私も、そのうちの一人になれるように、楽しみながら歩んでいこう。そんな思いを胸に、この一年を振り返り、明るい2009年を迎えようと思います。ありがとうございます!!
新着「お客様インタビュー」です!!見てください!!
※サンフラワー
すんふらわ.bmp
Sunflower
ビーチ・ボーイズ
ビーチ・ボーイズほど、アメリカ的なイメージでありながら、一番遠くにある音楽は無いのではと思います。サーフィンや車という、60年代の若者のトレンドを題材にした曲からは、想像もできないほど、音楽自体は内省的でスピリチュアルな側面を持っています。この「サンフラワー」も、メンバー全員の創造性がひとつになった素敵なアルバムで、不思議な曲調の中に、希望の調べが聴こえます。サンフラワーは「ひまわり」ですね。2009年は、「ひまわり」のような明るい年にしましょう!!