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変な感じだけど、面白い

2月2日の日本経済新聞に、「地球の気候、寒冷化」という記事が出ました。「温暖化」ではなく「寒冷化」です。実は、地球は過去にも、今以上の温暖化がありました。もちろん、CO2の排出等が無かった時代です。そして今、CO2をたくさん排出している時代にも関わらず、地球は「寒冷化」しているということです。これを見ると、少なくともCO2が地球温暖化の主因でないことが明らかです。
とすると、ノーベル平和賞を受賞したアル・ゴア氏の「不都合な真実」は何だったのでしょうか。もちろん、CO2削減は、人間や動植物の空気環境や生活環境を浄化するためにも、重要な方向性です。ただ、地球温暖化の原因ではないということを考えると、昨今の「環境ビジネス」の前提がよく見えなくなります。何か変な感じがします。
今大変なことになっているオーストラリアの山火事や、旱魃、温暖化等を含めた最近の地球の異常気象は、太陽活動(太陽黒点)が原因であると、様々な識者や科学者が随分前から言っていました。でも、政治やビジネスの世界では、「CO2削減」というスローガンのみを唱え、新しいビジネスや利権を発生させてきたように思います。確かにCO2削減は大切なことです。でも、何か変な感じがします。
また、昨夜のニュースで、久々に小泉さんが吼えていましたが、日本を現在のような状況に陥れた「構造改革」を断行した人が、慌てふためいて、再びその正当性を訴え始めたように映ります。麻生総理の「郵政民営化に反対だった」という、あまりにも正直すぎる発言や、「かんぽの宿」のような疑惑がどんどん明るみに出る事態に対して、逆に、このまま逃げ切ることが出来ないと判断し、首相批判の時流に乗って、自らの危機を先回りして乗り越えようと動いたかのようにも見えます。これも、変な感じです。
これで、政権与党も弱体化し、構造改革推進派も逃げ切れず、かと言って野党にも政策の軸が無く、やはり困るのは国民一人ひとりです。ただ、希望の光はあります。私たち一人ひとりが、本来の姿である「自立」に一歩一歩近づいていると思うからです。人間は、そもそもが「孤独」な存在です。この「孤独」をいかに克服していくかが人生なのだと、学びました。自らが自立できる自分自身になっていくことで、始めて本当の意味で、世の中のお役に立つことができると思います。
そもそも、毎日TVに出ている「他人」によって、自分の人生(心や感情)が日々振り回されるなんて、何か変な感じがします。これは主従関係で言えば、「従」の立場です。私たち人間は、一人ひとりが主人公。「私の人生」というドラマの主役です。その他の存在はすべて、ドラマの脇役。当然、協力者もいれば、悪役もいます。そのような関係性の中で、面白おかしく主役を張っていくのが人生だと思いますし、そこで起きてくる様々な事件に対して、楽しく対処していくだけで、自然に「自立」することができる。なかなか面白い訓練と成長のストーリーではないでしょうか。
今、生きている私たちは、きっと大いなる成長を望んで、この時代に生まれてきたと思います。そして、ドラマは必ずハッピーエンドで終わります。それまでは、いろいろとあるだろうけれども。世の中が変な時は、「自立」のチャンス。そんな風に思って、毎日を一日一生、「明るく、前向きに、いい気分で」、主役を張りながら過ごして行きたいと思います。
※最近の発見
コンビニの中で、「セブンイレブン」が特に素晴らしい経営をしているのは、「セブン、イレブン、いい気分!」というCMのコピーにあるのでは・・・なんて思いました。簡単な言葉だけど「いい気分」って、とても大事だと思います。今日も一日、無理やりでもいいから、「いい気分」を演ずること・・・これが成長と幸福のコツかもしれないと、最近だんだんと分かってきた次第です。だから、街の中で、「セブンイレブン」を見た時は、「いい気分!」を思い出しましょう。そして、丸二の現場を見た時は、「ありがとうございます!」とつぶやきましょう。これで、一日のミニ・ハッピーが作れます。