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祈り、復興

福島原発のトラブル等の影響で、電力不足が深刻となり、本日から計画停電が始まりました。今現在、まだ実施はされてはいませんが、いずれにしても節電に協力していかなければならないと思います。昔は時々停電があって、ロウソクの火で過した記憶があります。それは何か特別な事故や災害があったからではなく、(今から思うと)のんびりとした日常のことでした。
でも今回は違います。とにかく国民みんなで協力しなくてはなりません。テレビの映像を見て、あのような状況に直面した人たちの恐怖、苦しみ、悲しみ、怒りがどれほどのものだったのかを思うと、胸が苦しくなります。だから、もし節電でお役に立てるのであれば、祈る気持ちで、節電をさせていただきたいと思います。
原発の事故についても、非常に危機感を覚えます。しかしながら一番危険な目にあっているのは、今まさに現場で働いている方々だと思います。一体どのような気持ちで、このような非常事態に向き合っているのでしょう。家族の方々はどのような心境なのでしょうか。それは、家でテレビを見ていられる私たちの想像を遥かに超えているような気がします。本当に、ありがとうございます。
そのような方々がいて、国も地域も社会も守られている。そのような当たり前のことに、今まさに気付かされます。多くの亡くなられた方々のご冥福を心から祈り、その方々のためにも、今こそ「日本」がひとつ(和の精神)となって、共に復興に向かって行きたいと思います。その中で、私たち建築業の役割も大きいものになると思います。