社長ブログ

山登りと、木+コンクリートの混構造住宅

久しぶりのブログです。11月にもなると、年の瀬も近づき、何となく慌ただしくなってきます。また、最近は物事の変化のスピードがどんどん加速していて、短い時間軸で(めまぐるしく)展開が変わります。日本シリーズも中日圧勝かと思ったら、一転ソフトバンク優勢のようですね。誰かが言っていましたが、昔の一年は今の一か月くらいだそうです。一年で起こることが一月で起こってしまうわけですから、もう予測不可能な時代になったのでしょう。
変化のスピードが速いということは、良くなるのも悪くなるのも早いということですので、(本質的に)良くなる方向へ進んでいる人(事)は、(今が苦しくても)急展開で良く成る可能性がありますし、逆に(本質的に)悪くなる方向へ進んでいる人(事)は、(今がうまく行ってても)急展開で悪く成る可能性があると言う事です。ちょっと怖い気もしますが、本質的に良くなる道を歩んでいる人々にとっては、まさに天に恵みの時、待ちに待った時代が来るのではないでしょうか。
ある本に書いてありましたが、成功する人は、登っている山から決して下りないそうです。そもそも、登る決意をして、山を登ろうとする(何かに挑戦する)人自体が少ないですし、仮に登り始めたとしても、途中で何か障害があると、ほとんどの人が(自分は間違っていたんだと)諦めて、下へ下りてしまう。成功者というのは、仮に障害にぶつかっても、(じゃあ、こっちへ行こうと)違う道を探して、登って行くようです。
当初目標にしていた山とは(全然)違う山に入っても気にしない(人からバカにされても・・・)。結局、隣の山の頂上に着いて、違う形の成功者となる。あるいは、予定していたルートとは全く反対(山の裏側)のルートを通って、予定の数十倍の時間を掛けて、目標地点に着くこともある。でも、その長かった道程のおかげで、予定外の知識や経験も得られた・・・。結局、当初の目標と言うのは、何も見えない場所で(想像で)考えたものだから、実際に登って行く過程の中で、どんどん変化していくのです。
初めて実際に目にする景色によって、もっと違う場所、もっと良い場所に行きたくなります。または、当初考えていた目的地が、本当に行きたい場所では無かったと気づくこともあります。例えば、Aの研究をしていて、(Aは失敗したが)偶然Bを発見して、ノーベル賞を取った人もいるわけです。要は、失敗をしたり、大きな障害や問題にぶつかっても、決して下に下りずに、ルートを変えてでも登って行けば、必ず(良い)結果は出るのです。
もし道が大きな岩で塞がれていたら、たとえ大幅な時間をロスしてでも、右や左から行けば良い。そう考えると、大抵の人は、その時点で諦めて山を下りているのではないでしょうか(それが正しいと信じて)。そして下から上を眺めて、障害にぶつかりながら右往左往したり、オロオロしたり、泣いたり、怪我をしながら登っている人を、ただ見ている・・・。
時間のスピードが速くなったということは、この山を登る速度も加速しているのかもしれません。今、山の中で、オロオロ、ジタバタしている人も、登ろうとする意識さえ持って懸命に歩いていれば、驚くべきスピードで事態が(良い方向へ)急展開するかもしれません。そういう楽しみが出てきたと思います。ただ問題は、「(本質的に)良くなる方向へ進んでいる人(事)」の「本質的」という部分であり、これはやはり、エゴでは無く、純粋に世のため人のために生きている(仕事をしている)ことであり、自然界の道理を理解し、実践していることだと思います。
それは、とてもとても時間が掛かることで、現在の世の中の仕組みの中では、なかなか光を浴びにくい生き方です。でも、時間の速度が上がって来たことによって、何かが大きく変わりつつあります。本当に真剣に生きて来たことが、すぐに明らかに成るチャンスが来たと思います。では、丸二はどうか。少なくとも私たちは、山を登っています。下に下りること無く、登り続けています。お客様のために、最良の建築を目指して、登っています。もちろん、様々な障害にぶつかることもありますが、迂回しながらも、上へ上へと登っています。だから、とても楽しいのです。
今まで見えなかった景色が見えると、心からワクワクします。丸二は今、住む人の生命、健康、精神をお守りする、1階鉄筋コンクリート造+2階木造(神宮ひのき)の混構造(ハイブリッド)住宅「ANCIENT22(旧名:お守りハウス)」をご提案しています。これが、とにかく面白いのです。実は、「木造総ひのき住宅」を目指して登っていたのに、気づいたら、それとは全く別の山に登っていたのです。でも、確かにこちらの山の方が高く、素晴らしく、景色も良いのです。これは本当に不思議なことです。
(木とコンクリートの)混構造住宅「ANCIENT22」は、日本固有の「高温多湿」「地震国」「火山国」「台風」「水害」という風土に加えて、「放射線」「液状化」「シックハウス」にも強い住宅を実現する、最もシンプルかつ「古代的」な発想から生まれました。その発想のベースは・・・古代ローマで開発されたコンクリートの歴史、古代からの伊勢神宮の御用材(ひのき)、裏木曽加子母の神宮美林、世界一幸せな国ブータンの住居(土と木の混構造)、安土城をはじめとする日本の城(石と木の混構造)、古代日本の高床式住居、ノアの箱舟(ARK)等・・・です。
「ANCIENT(アンシェント)」とは、「古代、太古、いにしえ」という意味です。「22」は、「22世紀へ生命をつなぐ」という意味です。生命とは、家族であり、代々続く家系であり、子孫です。また伊勢神宮の御用材である裏木曽加子母の神宮ひのきは、まさに百年スケールで育てられる、自然界の守り神の象徴です。これから100年、全く想像もつかない時代に成ると思いますが、そのような時代だからこそ、人々を温かく守り続ける住宅が必要になってくると思います。そのような建築を目指して、私たちは、いつまでも山を登り続けて行こうと思います。ありがとうございます。