社長ブログ

ホ・オポノポノ

先日のブログで書いた「ホ・オポノポノ」の本が、本屋さんにたくさん置かれ始めました。今の混沌の時代の中で、どのように生きていけば良いかを思案・模索している人が増えてきたからでしょうか。世の中には、様々な成功法則等のノウハウがありますが、この「ホ・オポノポノ」は、その中でも非常にシンプルで簡単なので、多くの人が素直に受け入れられるような気がします。「ありがとう」「ごめんなさい」「許してください」「愛しています」という4つの言葉を、ただ唱えるだけという「ホ・オポノポノ」。この単純明快さは、とても素晴らしいし、理に適っていると思います。
と言うのも、日々の日常生活を円満かつハッピーに過ごそうとしたら、この4つの言葉こそが、必要かつ充分なワードであることに気づきます。すべての出来事、人、森羅万象が求めているのは、この4つの言葉・・・「ありがとう」「ごめんなさい」「許してください」「愛しています」みたいです。感謝され、謝られ、許しを請われ、愛される。相手の立場に立てば、確かに、これ以外の言葉や姿勢は不要ですね。なかなか感謝できない人や、なかなか謝らない人・・・いますよね。そういう人は、人からも、自然からも、運からも、見放されるということなんでしょう。
そう思った時に、この4つの言葉によって、あらゆる「わだかまり」が消去されるという理屈は、ス~っと理解することができました。この「わだかまり」は、特定の誰かとの間にあるものかもしれませんし、もしかしたら過去の自分自身との間にあるのかもしれません。または、もっと大きな自然界との間にあるのかもしれません。ただ、相手が誰かを考えず、「ありがとう」「ごめんなさい」「許してください」「愛しています」と唱えればいいということ。そうすると、心がキレイに初期化されて、新しい夢や希望や目標がインストールされる・・・とても面白いシステムだと思います。
人は、自分自身の力を過小評価しているようです。「私には出来ない」「無理だ」「やったことがない」という意識は常に自分自身の思考や行動をコントロールして、結果、思ったとおりの「できない自分自身」を実現しています。多くの偉業を成し遂げた方々は、その逆で、自分自身の力に対する自らの制限を持たなかったと言われています。大丈夫、周りの人が、きちんと「君には無理だよ」と言ってくれるんだから、せめて自分だけは自分自身に「できるよ」と言ってあげよう。その時、もし心の中がキレイに消去されていれば、素直に心に刻み込める。これは、強烈な力になるんじゃないかなぁ・・・と、思いながら、私も日々、「ありがとう」「ごめんなさい」「許してください」「愛しています」とブツブツ言ってます。

「道」と「力」

今、世の中で起きていることをどのように捉えるべきだろうか・・・とても重要な問いのような気がします。「不景気」とは言うものの、地球環境にとっては歓迎すべき展開ですし、「金融恐慌」とは言うものの、世界全体の富は満ちています(配分が大きく偏っていますが)。このアンバランスを調整するための「今」だとすれば、一時的な混沌を経過した後に、とても良い世の中が待ち構えているような気がしてなりません。もちろん、その混沌こそが現実の問題であり、なかなか厳しいのは言うまでもありません。それでも尚、先行きが暗い混沌よりは、先行きが明るい混沌と思えば、元気もますます出てくるものです。
ただ、これからいろいろなことが調整されてくる日々の中で、私たちは一体何をどうしたらいいのか・・・という問いも同時に出てきます。さてその時は・・・ふと頭に浮かんだのは、「道」という言葉でした。「道」・・・人の道、信じる道、道理・・・と、いろいろありますが、世の中の本質に沿った生き方、考え方と言うことでしょうか。まさに今、人間がエゴに向かう時代に入ってしまいましたが、このような時こそ、「道」を大切にしなければならないと感じます。
最近、岐阜の素晴らしい山林の中で、心から大切に「ヒノキ」を育てている方々とお会いすることができ、自然と共生するというひとつの「道」に、触れることが出来ました。これからの最先端の生き方です。ゆっくりと、時間を掛けて、誠実に。質素に、シンプルに、小さく。今まで私たちが追いかけていたものと正反対の世界。本当の21世紀は、ここにあるのかもしれません。
また、「道」を大切にすると同時に、「力」も必要になってきます。生きる力、前へ進む力、夢を持つ力、信じる力。この「力」の有無が、大きな分かれ道になると感じます。個人も企業も、夢を持って前へ進む力さえあれば、良い世の中に向かうことができるのではないでしょうか。信じる道のド真ん中を、力強く歩む。これ以上の安心、安全は無いと思います。「丸二の時代が来た」という認識は、このような大きな時代の流れの中で、日々確かなものになってきています。ゆっくりと、時間を掛けて、誠実に。質素に、シンプルに、小さく。この根底にあるもの、それは・・・「ありがとうございます」という感謝道です。
※力の出てくる音楽
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ワーグナー ( Richard Wagner )
管弦楽曲集Ⅰ 
クレンペラー&フィルハーモニア管弦楽団
クレンペラーという指揮者は、本当に変人だったようです。でも、自分の音楽を信じて疑わなかった人。演奏は極めて異質で、一般的に薦めるのはちょっと難しいのですが、私は大好きです。このワーグナーの管弦楽曲集も、とてもゆっくりしたテンポで、独特な醒めた空気感を持ちながら、非常に力強いパッション(情熱)と繊細な美しさに満ちています。まさに、「信じる道のド真ん中を、力強く歩む」という感じ。このような「自分の意識こそが全て」という感覚は、混沌を生きる現代人にとって、大きな「力」になると思います。

新サイト「はじめての土地活用。」

丸二の主力の商品は、「賃貸併用住宅」です。お住まいの建て替えの際に、賃貸部分を加えることで、金融機関からの融資を得て、家賃収入で返済をしていきます。要は、自宅の建て替えローンを、入居者様に(代わりに)返済していただくいというスタイルなんですね。計画によっては、それ以上の収入が入るケースもありますので、マンション経営としての充分な賃貸収入も発生してきます。しかも、自宅は新しくなり、快適な住生活も手にすることが出来ます。その際に、ルネス工法や外断熱工法、健康仕様を取り入れると、さらに快適性と賃貸経営力が増します。丸二のお客様の場合は、このような工法・技術を採用される方が非常に多くなって来ています。
さてこのように、ご自身の土地をどのように活用するかは、なかなか選択と判断が難しいものです。身近に専門家がいればいいのですが、本音で相談できる相手も限られます。とは言うものの、ずっとそのままにしておくわけにも行きません。そこで、丸二では、新しいサイト「はじめての土地活用。」をオープンいたしました。土地活用を行うにあたっては、非常に多くの知識やノウハウが必要です。このサイトでは、そのような問題に取り組む際の大まかなガイドラインを、できるだけシンプルに表現してみました。ぜひご覧いただいて、様々なご意見をいただければ幸いです。
はじめての土地活用。
http://www.tochi-katsuo.jp/

諸葛孔明と共生の時代

今、「三国志」の中の「赤壁の戦い」を題材にした映画「レッドクリフ」が話題になっていますが、まさに今こそ動乱の最中にあり、三国志から学ぶべき点が多いように思います。敵同士が同盟を組み、共通の敵を叩きつつ、隙あらば同盟軍を潰し、天下を取ろうとする。日本史でも世界史でも、このような戦国時代は常にあったわけです。今は形が変わりましたが、国同士、企業同志が、同様の戦略を駆使して、生き残りをかけていることは明らかです。逆に言うと、一人とか、一社では生き残れない時代。仲間や参謀、提携先、パートナーを増やしていくことが、乱世において重要なことのようです。
三国志の中で、最も特異な人物は「諸葛孔明」だと思います。並外れた見識を持つ軍師として、劉備に仕え、次々と人間離れした戦略・戦術で戦いを勝利に導く・・・まさに最高の軍師、参謀でした。諸葛孔明が多用した手法に「奇門遁甲(きもんとんこう)」という秘術があります。いつ、どの方向へ進むと、どのような「気」を得ることができる・・・というもので、攻撃の時期を決めたり、相手を動かし弱体化させるために活用したようです。今の日本に、このような軍師がいたら面白いのになぁと思います。もちろん時代が違うので、戦って勝つのではなく、国のトップを良い方向へ導き、民のためになる政治を行えるように・・・です。
丸二の場合は、以前より、様々な優秀な技術を持った人・企業とパートナーシップを結び、多くの建築技術を身に付けることができました。昨日のブログで書いた「建築医学」もそうですし、丸二の看板商品である「ルネス工法」「外断熱工法」もそうです。これらの技術は、一社で開発することは出来ません。そのような特殊な技術を持った人・企業の力を借りていくものです。そのようなプロセスを経て、丸二は、建築に関わる総合的な本物技術の実績を積み重ねてくることが出来ました。まさに、提携型ではないかと思います。
本当に良いものを提案するために、良いものを探し、共同でマスターする。あるいは、コーポラティブハウスのように、共同で住まいを建てる。これも一種の提携型です。時代は、共生の時代に入りました。地球環境との共生ももちろんですが、人・企業・社会との共生も急務です。共に力を合わせて、良いものを広めて行きたいと思います。

建築医学の可能性

16日の日曜日に、日本建築医学協会主催のシンポジウム「癒しの環境と建築医学」が開催され、丸二もいつものようにブース出展をさせていただきました。今回は参加者が400人を超えたということで、大盛況!!本協会が発足した当時から比べると、本当に時代が変わってきたという印象を強く受けます。
「環境」と「場」が、どれほど人間の心と脳と体に影響を与え、それが人々の健康、人間関係、ビジネス活動を大きく左右しているという現実を知ることにより、真剣に取り組む人が増えてきたのでしょう。まして、今のような経済環境の中では、心と体を常に健康にしておかないと、大変です。国の財政が厳しくなってきたのであれば、医療費の削減も確かに必要です。そのためにも、病気になりにくい環境プログラムを住まいや地域の医療施設にインストールすることは、色々な意味においても急務だと思います。
この日本建築医学協会は、「健康的な住環境を推進する議員連盟」の後援もあり、国の政策に対する道標の役割も担っています。つまり今後は、建築という分野において、国民の健康と財政再建を両立することが可能になってくるのです。これは本当に凄いことだと思います。ただ不要な道路をつくるような「浪費型」ではなく、街や地域の「場」を改善する「創造型」の政策で、人々の健康と景気の浮揚の両方を狙って欲しいと思います。住まいが人を病気にしているという現実から目を背けてはいけません。建設業界としては、耳の痛いこともたくさんあります。でも、そこを切り拓いていくことが、業界のためのみならず、社会全体への貢献につながると思います。
今こそ、勇気を持って取り組む時です。この収縮の時代では、本当に必要なものしか生き残れません。供給者側(建設会社、設計者)の利益やエゴは、もう限界値まで来ています。これからは住む人の健康・安全・幸福の追求です。そういうものに取り組むには、相当の時間とエネルギーが必要です。丸二は15年をかけて、ひとつの答え(=技術)を持つことが出来ました。これが最大の資産でもあります。これからの厳しい時代の中で最も必要とされる心と脳と体の健康を、私たちは「建築」という分野で実現していきます。

流れを変える

いろいろなことが起きています。アメリカで初の黒人大統領が誕生し、世界の流れが未知の世界に入ろうとしています。今までの流れを断ち切って、新しい世界を創っていこうとするパワーの誕生。さすがアメリカ。一時的な混沌や混乱を覚悟の上で、それを乗り越えていこうとする勇気が、今回の「CHANGE」を実現させたのでしょう。結果的に、オバマ新大統領が優れた政治を行えるかどうかは、それこそ未知の領域ですし、実際は相当大変だと思いますが、少なくとも「現状のままではダメだ」という判断が下されたのは間違いありません。
日本の場合も、いろいろと事情が違うにせよ、「現状のままではダメだ」という意識は明らかに生まれて来ています。その変化を(アメリカのように)政治そのものに求めるのか、そうではなく、むしろ自分自身の内面の方に求めるのか・・・それは国によっても、個人によっても違います。でも、どちらにせよ、世界でも日本でも、「人心改革」のスイッチは押されたように思います。
そんな中、小室哲哉氏が大変なことになってしまいました。流れの変化とは本当に恐ろしいものです。巨大な幸運の波の後は、巨大な不運の波が来るのでしょうか・・・。この流れの変化は、個人の能力を超えた力を持って押し寄せるので、誰しもが飲み込まれてしまうのでしょう。抵抗不能。そういう意味で、小室氏の人生は、私たち一般人から見ると、確かに極端に誇張された見え方をしていますが、すべての人々の問題でもあると思います。「人の事は言えないなぁ・・・」と、素直に思います。
小室氏にように、とてつもない才能があったが故に、巨大な幸運と巨大な不運が生み出されたとしたら、自分自身に特別な才能が無かったことに、むしろ安堵すら覚えます。うん、このまま「中庸」の路線で行こうと。何か変な自信に満ち溢れます。そして、その中で小さな幸運の流れが来ても、決して奢らず、謙虚に、質素に生き、もし小さな不運の波が来ても、辛抱して、誠実に生きる。こういう学びを得る事が出来たとしたら、小室氏の生き様は、ひとつのシグナルとして、感謝して受け取ることができると思います。ぜひ、ここを辛抱して、復活して欲しいと思います。
流れを変えていくには、自分自身を変えていく以外ありません。でも、どのようにして変えていくかは、なかなか難しいものです。それでも日々1mmずつでいいから、「何か」を続けていくこと。継続は力なり。小さなことの積み重ねは、いずれ大きな流れを生み出すはずです。日々、今できることに、最善を尽くすこと。抽象的ですが、これしかないと思います。

すべて自己責任

ナイト・ウォーキングを始めて、約2週間。徐々に生活習慣の一部になりつつあります。毎日毎日、その日にあったことを思い返しながら、気持ちがきちっとリセットできる感覚が身についてきました。「一日一生」と言いますが、「今日」という人生を終え、「明日」という人生を始める。そのような時空間の移動のための短いインターバルとして、(私にとって)ナイト・ウォーキングはうまく機能しているのかもしれません。実際、目に見えるのは暗闇の中に浮かぶ木と水と空、聞こえるのは虫の声、感じるのは風の流れ。日々の気持ちをリセットするのには、もってこいの環境です。
歩きながら思うのは、自分自身が見たり、聞いたり、感じたりするものは、すべて(そもそも)自分自身がつくりだしているものではないかということです。実際、日常の自分自身の意識がどこにフォーカスされているかによって、目の前の現実も変わってきますし、仮に同じ状況でも、捉え方が変わってきます。結局、「どう感じるか」が大切なんですね。
毎日同じところに同じ木が立っていて、いかにも退屈そうに見えますが、多分その木は、毎日目の前を行き交う人々を、笑顔で温かく見つめてくれていると思います。そう感じることができれば、木のひとつひとつにも、「ありがとう」と思えます。
また昨日は、夜空に白い雲がはっきりと見えて、その模様が「龍」の形になっていました。風水では、「龍」を幸運を呼び込むものとして大切にしています(ラッキー!)。日本列島も龍の形ですし、私も辰年。そういえば、歩いている井の頭公園の形も、なんとなく「龍」に似ています。雲がそんな風に見えてしまうことで、勝手に元気になってしまうんですから、人間とは不思議なものです。
最近、ネイティブハワイアンの伝統的な問題解決法である「ホ・オポノポノ」のことを知り、実際に始めてみました。方法はいたって簡単で、たった4つの言葉を唱えるだけ。その4つの言葉とは、「ごめんなさい」「許してください」「ありがとう」「愛しています」。実に簡単。ということで、私はナイト・ウォーキングの時に、この4つの言葉をブツブツつぶやきながら歩いています。
この「ホ・オポノポノ」は、要するに自分自身の過去の想念を、きれいに消去するためのもので、ハワイの伝統的な秘法とされています。過去の想念から開放されると、現在の自分自身が自由に(主体的に)なれるということのようです。勝手な解釈ですが、パソコンを例にすると、一度古いデーターを削除する(ごみ箱に入れる)ということですね。そうしないと、新しいデーター(夢、目標)は入力できないというわけです。風水の基本も、まず「整理整頓」「掃除」ですので、理屈としてよく分かります。この4つの言葉の中に「ありがとう」が入っていたので、自分の中ではOK!ですね。
もうひとつ、この「ホ・オポノポノ」の根底にある考え方は、「すべて自分の責任」という発想のようです。地球環境が壊れていることも、株が下落していることも、郵便ポストが赤いのも・・・全部「私」の責任ということなんです。ここがピンと来ないと、なかなか前に進みません。あらゆることを自分のこととして捉えて、そのことの責任を引き受けて、「ごめんなさい」「許してください」「ありがとう」「愛しています」という4つの言葉で解除していく。そうすると自分のまわりの状況が好ましい方向に変わっていく。何か・・・、ハワイの人たちの心の豊かさや雄大さを感じます。私は西欧を懐かしく思い、南国に憧れる人間です。この南国の秘法にも愛着を感じそうです。

中庸の美学と外断熱の効用

先日、聴かなくなったクラシックCDを大量に中古CDショップ(吉祥寺のUNION)に持って行き、買い取ってもらいました。時々このように、自分の持っているモノの整理整頓をするのが好きなんですが、思い切って不要なモノを手放すと、何かとてもいい気持ちがするものです。もちろん、手放すかどうかについては、ひとつひとつアレコレ悩みます。でも最後は「エイヤー!」ですね。たまに失敗して、また同じものを買う破目になることもありますが・・・。
今回の買い取り価格は、思ったよりも高く査定していただきました。前回は吉祥寺のブックオフに持っていきましたが、やはりクラシックCDは評価が低かったようです。そこで今回は、クラシック専門の吉祥寺UNIONに行き、どれくらい差があるか試してみました。まず「すごい!」と思ったのは、すべてのCDの査定金額の一覧表をくれたのです。ここまでしてくれると、「安すぎる!」というクレームも言いにくいし、今度持ってくる時の参考にもなります。ビジネスとして、キチッとしているなという印象を受けました。
さて、問題の査定金額ですが、確かに1枚あたり200円とか300円という金額が多かったですが、たまに500~600円くらいのものや、2枚組以上のセットものだと1000円以上のもの多く、平均すると1枚(組)あたり500円~700円という結果でした。確かブックオフの時は平均200円~300円くらいだったという記憶があります。店の中は、買い取った中古CDが所狭しと陳列されており、お客様もいっぱい。売られているCDの値札をみると、1枚500円~800円くらい。買い取り価格の2~3倍で売ってるんでしょう。これでビジネスが成り立つのであれば、なかなか面白い商売だと思います。
これから、モノを大切にする時代ですし、身の回りから所有物を減らす時代でもあるので、こういうリサイクル系のビジネスはもっと大きな展開を見せるのかもしれません。思った以上の買取金額をいただいて、何か儲かった気分になりましたが、そもそも売りたくなるようなCDを買ってしまったこと自体に問題があるということに気づき、そこはきちっと反省して、これからは慎重に買おうと心に決めた次第です。でも心の中では・・「買って聴いたからこそ、要らないものだと分かったのだから、それはそれで、価値ある経験のひとつだ!」などど言う、自己弁護の声がかすかに聞こえました・・・。
さて、もうひとつ気づいたのは、この中古CDショップに入ると、何となくカビ臭い匂いがしたことです。当然、それぞれの家に眠っていたCDをかき集めているわけで、多少のカビ臭さが付いて来るのは仕方ありません。でも、カビは室内空気を汚染して、人体に入ると病気を引き起こす原因になります。だから、カビを発生しにくくする対策・・・つまり、結露が起きにくい環境をつくることが、これから大切になってくるでしょう。
そこで、「外断熱工法」です。住まいを外断熱にするにすることで、一般的な内断熱よりも、室内に結露が起きにくくなり、結果的にカビの発生を抑えることができます。もちろん、外断熱になれば、空調の効きも良くなり、省エネ効果も高まるので、環境に優しい住まいになります。また外断熱にすれば、家の中にある洋服や本やCDも、とてもキレイで清潔な状態のままリサイクルに出せると思います。このように、いろんな角度から、外断熱の効用は考えられるのです。
※めぐり会えた1枚
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ベルナルト・ハイティンク指揮
ロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団
ベートーヴェン交響曲第9番
その中古CDショップに来たついでに、つい買ってしまった1枚(480円)。「売りに来て、また別のを買ってしまうんだから、全然反省してないじゃないか」などど思いながらも、欲しかったのに廃盤になっていた1枚を見つけてしまったら、もう仕方がない。ベートーヴェンの「第9」は、最初は感動するけど、だんだん飽きてしまいがちな曲です。でもこのハイティンクのはいいですね。「第9」にありがちな「派手なドンちゃん騒ぎ」になっていないし、劇的な感動をやたらに演出しようという変な作為もない。本当に純粋に、ただ「中庸」を行きながら、じわじわとした感動を感じさせます。
最近やっと分かってきたことは、「とにかく偏ったモノはダメだな」ということです。超ハイスピードだったり、超スロースピードだったりして、一世を風靡する凝った演奏も数多くあるけど、結局時間が経つと飽きてきます。結局、最後に残るのは「中庸」。目立たないし、地味で、あまり人気も無いけど、じわじわと効いて来るもの。すべての分野において、だんだん、こういうものが日の目に当たって来る時代になるのではないでしょうか。エキセントリックな熱狂は終わり、本物の時代へ・・・。もうすぐかな。

ナイト・ウォーキング

世界的な経済不況に突入し、時代の急激な変化が始まりました。何となく来ることは分かっていたものの、実際このように現実となると、想像以上のコトの大きさに唖然とします。社会全体が、「右肩上がりから、右肩下がりへ・・・」などと言う過去の経験則が全く通用しない、突然の「停止」状態、あるいは「シャッターが降りた状態」に陥ってしまったかのようです。でも逆に、本当に面白いのはここからかもしれない・・・、というワクワク感もあるのです。
経済が停止したことで、一番喜んでいるのは「地球環境」かもしれません。環境を破壊することで成長してきた資本主義経済がストップしたことで、地球環境の破壊のスピードが少しは緩くなるはずだからです。誰かが、いつか、下さなければならない判断でしたが、当然私たち人間にそれだけの勇気は無く、結局「天の意思」によってスイッチが押されたのでしょう。予言者ジュセリーノさんの最新刊「未来からのスピリチュアルメッセージ」を読むと、「今まで、いかに地球が困っていたか」が分かります。そういうことを理解すると、今起きていることに対する抵抗感よりも、この先にある「明るい未来」のためにするべきことに視点が移ります。
できるだけ車に乗らない。木を植える。汚染を止める。新しいエネルギーを実用化する。できることはいくつもあります。丸二の「ルネス工法」、「外断熱工法」、「パワー・コンクリート工法」は、大きな省エネルギー効果を導くものですし、「自然素材」、「建築医学」、「風水科学」は、智慧と健康と医療費の削減を導くものになるでしょう。「エゴ」のための経済から、「環境」や「健康」のための経済に変わったということが、今回の衝撃的な経済ショックがもたらした意味ではないかと思います。もちろんそれは、なかなか簡単な問題では済まされないことを承知の上ですが。
さて、この土曜日からウォーキングを再開しました。以前は朝、井の頭公園を歩いていましたが、今回からは夜に変更。朝は多くの人がジョギングやウォーキングをしていて、意外と騒々しく、落ち着かないんです。私の場合は、体力づくりのためと言うよりも、心を鎮めるための貴重な時間なので、できるだけ静かな方がいい。夜は人も少なく、目に見えるものも限られるので、気持ちが集中します。井の頭公園の木々と虫の声とそよ風だけの世界。案外、神秘的で、気持ちの良い時間を過ごせます。井の頭公園も、以前と違って、何か爽やかな場になった感じがします。せせらぎの音も、心を癒してくれます。歩きながら木や葉に触れると、自然と友達になれたようです。それが元気の素になるのです。このように、時代の急激な変化の中で一番大切なことは、心の安定を保つこと。心が健康になれば、自らが社会に貢献できる人となり、真に社会に貢献できるビジネスができると思います。とても楽しみです!!

ルネス、外断熱、漫画

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丸二と言えば「ルネス工法」と「外断熱工法」ですが、この2つの工法の「真の凄さ」をお伝えするのは、なかなか簡単ではありません。なぜかと言うと、あまりに発想が「シンプル(単純)」過ぎるからです。「梁を逆さにする」「断熱を外側にする」、たったこれだけのことで、そこから生まれる数々の巨大なメリットや意味合いをイメージすることが、意外と難しいのです。
そこで私たちは、この2つの工法をより分かりやすくお伝えするための「漫画冊子」を作りました(無料で進呈中!!)。題して「快適100年建築」。丸二の「ルネス工法」と「外断熱工法」、そして「パワー・コンクリート工法」等の技術的な解説と数々のメリットを、とても分かりやすく解説しています。さすが、漫画の力は凄いですね。ぜひご関心のある方は、こちらからどうぞお申し込みください。
漫画と言えば、私たちの街「吉祥寺」には、楳図かずおさんを始めとする有名な漫画家の方々が多く住んでいます。きっとこの街には、新しい発想が生まれてくるような何かが潜んでいるのかもしれませんね。井の頭公園の近くには、「三鷹の森ジブリ美術館」もあります。閑静な住宅街と公園の木々と楽しいショッピング街。先日は、ふと空を見上げて、「あ~、空が高いな~」と思わずつぶやきました。空が青く高く、突き抜けていました。こんな都会の真ん中で、なんて気持ちが良いんだろうと。そんな爽快な感触を日々味あわせてくれるのも吉祥寺の魅力のひとつです。きっと、多くのアーティストや作家の方々も、そんな街の風情が好きなんだと思います。
自分自身の故郷を愛せる生き方をしたいなと思います。故郷は、常に人々をホッとさせる何かがあります。故郷、街並み、友達、家族。自分自身がくつろげる場所さえあれば、後は何もいらないですね。そういう意味では、住まいも故郷のひとつです。物理的な空間としての「住宅」では無く、思い出や幸せや未来への夢と希望がたくさん詰まった空間としての「住まい」。自分自身の住まいを愛することができれば、人生がより一層豊かになるのではと思います。幸せが何倍にも膨らみます。だから、住まいづくりや建築とは、本当に大切な大切な仕事だと思います。
「ルネス工法」と「外断熱工法」は、「愛せる住まい」をつくる上で、きっとお役に立てる技術です。もちろん、健康(エコロジー)仕様や建築医学も。このように、丸二が取り組んでいる様々な技術は、吉祥寺という場のエネルギーが大きく作用しているのかもしれません。新しくて、優しくて、温かい。それが、丸二の技術の基本的な精神でもあります。だから、「吉祥寺工法」とか「吉祥寺方式」なんて言ってもいいのかもしれませんね。丸二は、このようにして、お客様の人生の流れを良い方向へ変えていくことに挑戦しています。ぜひ、「ルネス工法」と「外断熱工法」を知ってください!!