社長ブログ

大きな志、小さな一歩

終戦記念日、靖国参拝、防衛省人事、猛暑日、水の事故、高速道路事故、鉄道事故、観覧車事故、橋梁事故、北朝鮮の水害、白い恋人・・・。短いお盆休みでしたが、その間に多くの事件や事柄がありました。この異常な暑さは、二酸化炭素だけが問題ではなく、もっと大きくて根本的な何かがあるように感じます。宇宙の中にある地球という視点でモノを考えないと、もう捉え切れない状況に来たのではないかと。また、先日のニュースであらためてショックを受けたのは、今世界的に原発建設が進んでいるとのこと。柏崎刈羽原発にIAEAが入り、「損傷は予想以下」という結論を出したことで、原発に対する不安感が一掃されて行きそうな気配もします。でも、本当にそれでいいのでしょうか。原発に代わるクリーンで安全なエネルギー開発への意欲は、どこの国にも無いのでしょうか。日本にも・・・。とりあえず、今を凌ぐことは大事だと思います。当然、何よりも優先します。しかしながら、それと平行しながら、本来あるべき姿を模索することも同じくらい大事だと思うのです。もちろん、そこには大きな「ギャップ」が生まれます。長大な時間も必要です。でも、その大きなギャップを少しでも埋めて行く努力を、希望を持ってコツコツとやっていけば、結果的に大きな「成長」や「進化」へと結びつくと思います。先日、ダイアナさんの死の真相を追求するTV番組がありましたが、地雷除去活動に取り組んでいる姿を見て、「世界平和」という言葉の意味を思いました。確かに、埋まっている地雷を一つ取り除くことで、今起きている戦争をすぐ止めることはできないでしょう。でも、その大きなギャップを理解しつつも、今出来ることをコツコツやっていく。いつの日か、この志が雪崩のような大きな力となり、一気に「世界平和」が実現することを信じて・・・。私も、まず小さなことからやって行こう・・・こう決心しました。

もうすぐ完成、コーポラティブ

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今日は、竣工間際の「上十条コーポラティブハウス」に行きました。コーポラティブハウスは、すべての住戸が自由設計なので、それぞれに特別の思いが込められています。また、それらが一つの集合住宅として調和しているところが、他には無い価値となっています。「上十条コーポラティブハウス」も同様に、とても落ち着いた個性としてまとまっています。建設組合の皆様(お客様)、設計者の皆様、コーディネーターの皆様、そして須貝工事長をはじめとする現場監督&協力会社の皆様、本当にありがとうございます。丸二にとって「8棟目」となるコーポラティブハウスも、もうすぐお引渡しです。この喜びを、また次へと繋げて行きたいと思います。

空気は電気的に改善できる

(昨日の続き)今度は、土地に埋設した「炭素を入れた特殊な金属製カプセル(アダプター)」と室内の壁面に塗布された「特殊炭素塗料」とを銅線でつなげます。そうすると、その室内が安定的にマイナスイオン優位の環境に変化するのです。
仕組みはこうです。埋設したアダプターがマイナスの電子を「特殊炭素塗料」に供給します。すると、壁面がマイナスに帯電し、室内のプラスイオンを壁面に引き付け、室内がマイナスイオン優位の環境に保たれるというわけです。
このように、土壌の改良のみならず、室内のマイナスイオンバランスを整え、まるで「森林浴」をしているのと同じ状態を作り出すことが出来る「ICAS(アイキャス)工法」は、これからの「美と健康」や「自然との共生」の時代に、とてもフィットしたシステムになると思います。

土地は電気的に改善できる

かつて楢崎皐月(明治32年~昭和49年)という有名な電気工学者・博士がいて、日本全国の土地1万2245ヶ所の地電流の状態を実施調査しました。その調査の結果、土地は下記の三つに分類できることを発見しました。
1.優勢地・・・大地電流は「上から下へ」、電子は「下から上へ」流れている。
2.劣勢地・・・大地電流は「下から上へ」、電子は「上から下へ」流れている。
3.標準地・・・電流・電子の流れる方向が混在している。
1の優勢地では、「植物の生育が良好」。2の劣勢地では、「植物の生育は劣悪」。3の標準地では、「植物の育成は標準」でした。つまり、土地はこのようにして三つに分類でき、それぞれが植物や生物に異なった影響を与えているわけですね。一般的には、この優勢地のことを、いわゆる「イヤシロチ」と呼び、劣勢地のことを「ケガレチ」と呼んでいます。
こうなると、「イヤシロチ」と「ケガレチ」は、地電流と電子の流れる方向によって決まることが分かります。もしそうであれば、「良い土地」と「悪い土地」は、実は感覚的なものではなく、科学的に計ることができるわけです。また、電気的な状態を改善すれば、「悪い土地」も「良い土地」に変えられるということにもなります。これは、非常に!すごい!ことだと思います。
「炭素を入れた特殊な金属カプセル(アダプター)」を土地に埋設することで、地電流の状態を改善する技術が出来ました。これが、丸二が取り組んでいる「ICAS(アイキャス)工法」です。楢崎皐月氏の技術を取り入れ、電子の方向を「下から上へ」変えることで、農作物はもちろん、住む人の健康にも、とても良い影響を与えることを可能にした、新しい「環境蘇生」のシステムです。
生活をする上でも、商売をする上でも、その土地の良し悪しは大変重要な要素ですね。ぜひ、ご自身の土地の改善をお考えの方は、お問い合わせください。とても簡単なシステムですので、安心です。

やっぱり、「捨てる」こと

最近、自宅のリフォームをするにあたって、家族みんなでせっせと整理整頓やゴミ出しをしています。こういう機会がないと、なかなか物が捨てられないので、とてもいい機会になってます。家の中が散らかっていたり、物が多すぎたり、汚れたりしていると、住む人の脳や心に何かしらの影響があると言われています。確かに、リゾートホテルのようなキレイな部屋でくつろいでいるのと、乱雑な部屋でイライラしているのとでは、性格までも変わってしまいそうです。結局、人間関係や仕事にも影響が出て来そうですね。そう考えると、家の中をキレイに整えておくことは、意外に大事なことだと分かります。でも、これがなかなか難しい。生活をしながら常にそのような状態を維持していくことは、けっこうエネルギーが必要なんです。
建築医学とは、簡単に言うと、「場の状態を改善して、住む人の脳や心に良い影響を与えよう!」という考え方です。その中で一番効果があって、誰でもすぐ出来るのが、「整理整頓」です。だから、楽しみながら日々掃除をしていかないと!ですね。私も、意識して今後も続けて行こうと思います。
ところで、「捨てる」ということは、つくづく大事なことだと思います。けれども、難しい。いろいろな知識や経験も、おかしな雑学となって頭の中にこびりつき、モノの道理が見えなくなる。自分だけ「良し」と思っているけど、ズレている。こんなことが結構多いものです。これからは、いかに余計なものを捨てていけるか・・・ですね。モノも、考え方も、習慣も。そして、本当に大切でシンプルなモノ、考え方、習慣を身につけていくことです。もちろん、建築のデザインも!!楽しくなりそうです。

自然界へのメッセージ

当社の工事現場には、「ありがとうござます」というオレンジ色の文字の書かれた「シート」が掛けられています。この「ありがとうございます」は、丸二の企業理念で、私たちが最も大切にしている言葉です。
ところで一体、何に対しての「ありがとう」なのかと言うと、実は「自然界」に対してなのです。建築とは、すべて自然界にあるもので出来ています。もちろん人工的に加工された素材もありますが、その大本は、やはり自然からいただいたものです。建てる土地も、地球の表面の一部を貸していただいているわけで、これも自然界からいただいています。だから、建築現場は、「自然界への感謝」無くして、成り立たないわけです。
そのような意識を、積極的にお伝えしているのが、この「ありがとうございます」のシートなんです。この思いは、同時に「お客様への感謝」となり、また「現場の品質管理・安全管理」にも繋がっています。
「生かされている」ということの意味を、よく考えてみる必要があります。この自然界に生かされているのが私たち人間です。自然界にある水や空気が無くなったら、人類は一瞬で滅亡ですね。そのような当たり前のことを忘れてしまうと、物事は成就しないように思うのです。
丸二は、この「ありがとうございます」を忘れないで行こうと思っています。でも、まだまだ完全ではありません。一人ひとりによって、意識の差もあるでしょう。でも、その意識が向かっていく方向を間違えないことです。私たちは、あらゆるものに感謝をしながら、非常に長いスタンスで物事を捉えていくべきなのです。

日本人のこころ

参議院選挙が終わりました。そして・・・ふと、日本人の「こころ」を思いました。人の気持ちを察してあげるとか、敬意を表するとか、潔さを忘れないとか・・・。「政策」以前に、そういう「こころ」の部分への尊重心が不足していると、この国では尊敬されない。それが、日本の「美しさ」の本質であり、素晴らしさではないかと感じました。
地道に地方を回って、多くの人たちの声に耳を傾け、共感したり、笑ったり、泣いたり・・・。これが、何かを変えたり、何かをより良くするための王道なんですね。とても地味ですが・・・。これに比べて、「小手先の奇策」の何と弱々しいことか・・・。非常に良い勉強になりました。
さて、一昨年に新卒で入社後、めでたく結婚退職をされた元女子社員さんから、とても嬉しいお葉書をいただきました。いつも、この社長ブログや全社員ブログを読んで、丸二のことを思い出してくれているようです。こんなに嬉しいことはありませんね。丸二という会社と「縁」ができ、それが「もし」その人の人生にとって、少しでも役に立ったり、意味があったり、素敵な時間だったりしたら・・・最高ですね。
このような葉書を送ってくれる「こころ」の美しさに、感謝!!

7月の現場巡回

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昨日は、定例の現場巡回で、4つの現場を回りました。暑い中ですが、各現場がしっかりと工事を進めていて、感謝です。一日一日を大切にして、確かな品質を積み重ねていくこと・・・これが大事ですね。出来上がる建物は大きいですが、それは小さなものを大切にする意識から生まれています。

「今」に取り組む

昨夜は、来年度(2008年4月)入社の新卒内定者3名との懇談会を行いました。丸二では、3年前より新卒採用を積極的に行い、今回の内定で、累計10名の新卒社員さんたちが生まれることになります。このように、手間ひまを掛けながら「採用から教育」を行っていくのは、目先だけを考えていたら決して出来ません。10年後(以上先)への展望やビジョンがあって、はじめて踏み切れるものです。
若い世代の社員さんは、遠くに見える山頂(=夢、目標)を目指しながら、「今」目の前にある道のりに集中することですね。「今(=現実)」に真剣に取り組むことで、「夢」は叶う・・・と言われています。
昨日は、内定者3名(男子2名、女子1名)+「リクルーター・チーム」で、とても楽しい時間を過ごすことが出来ました。先輩たちにとっても、すぐ下が入ってくるということで、いい緊張感があるようです。
結局、すべては「人」ですね。社員さん一人ひとりが、夢を持ち、現実と向き合い、ひとつひとつを乗り越えていく先に、本当の「達成感」や「感動」との出会いが待っています。そこまでの先導役が経営者の仕事。昨日は、若い社員さんたちを見ながら、私もたくさんの元気をいただきました。ありがとう!!

オフィス・リフォームに「建築医学」を!

今、当社のオフィスを、少しづつリフォームしています。もちろん、丸二得意の「建築医学」の考え方を取り入れて!!「建築医学」とは、「住環境・職場環境を改善することを通して、積極的に病気を予防する」という代替医療の一分野です。オフィスで言うと、職場の環境を変えて、そこで働く人の脳や体に良い影響を与えて、能率アップやミスの減少、そして社員さんの病気の予防を目指そうとするもの。結果的に、業績にも良い影響を与えると思います。
実際、会社だと、「そろそろ壁紙を張り替えないと・・・」「レイアウトを変えないと無理だなぁ・・・」「もっと応接間らしくしないとイケナイなぁ・・・」などという時期がありますよね。こんな時、ついつい「どうせ会社だから・・・」と言って、とりあえずの対処で終わっていまいがちです。そうすると、結果的にまたやり直さなければならなかったり、働く人たちの意欲向上にもつながりません。
経験して分かったのですが、「建築医学」を使って社内をリフォームすると、会社のイメージ自体が変わってきます。そうすると、社員さんの意識も少しづつ変化していくようです。お客様に対しても、より信頼感をお伝えできるようになりました。これが、けっこう大事なんことなんですね。しかも、人間の体にも良い影響を与えるので、社員さんの日々の活動も活性化していきます。
ちょっとしたリフォームで、こんなにいいことがあるなら、やらない手はありません。みなさまもぜひ、「建築医学」に取り組んでみてください。具体的に言うと、普通のリフォームと違う点は、下記のようなことになります。
☆クロスの色を、部屋の目的によって、積極的に変える。
☆アクセント・ウォール(壁の一面だけ、色を変える)を取り入れる。
☆デスクの向き、並べ方を工夫する(セオリーがあります)。
☆社長様や各部門の位置を決める(セオリーがあります)。
☆蛍光灯を電球色か、白熱灯に変える。間接照明を多用する。
☆観葉植物、絵画、水槽、生花等のインテリアの配置をする。
☆アロマ等で、部屋の目的によって、香りを炊く。
その他、いろいろです。
これくらいの多少の智慧を入れるだけで、それほど大きなお金を掛けることなく、職場の環境が見違えるように変化します。人間は、無意識に環境によって左右されていますので、環境を整えるということはとても大事なことだと思います。