社長ブログ

野球観戦@神宮球場


 日曜日は久しぶりに家族と野球観戦。神宮球場で「ヤクルト-阪神戦」です。びっくりしたのは神宮球場なのに阪神ファンばかり!一塁側のスタンドはガラガラなのに、三塁側は内野席から外野席まで超満員でした。その勢いもあってか勝負は阪神の勝ち。昔でしたら大喜びのところでした(小さい頃は大の阪神ファンで、父に後楽園や甲子園に連れて行ってもらい、田淵や江夏を見て興奮していました!)。ただ現在はほとんどプロ野球を見ていないので、どこが勝ってもあまり気にせず。単純にプレーそのものを楽しんでます。でも、やはり野球の方が好きですね。サッカーよりも。野球の勝負には、「偶然性」よりも「必然性」が大きく感じられるので。

新丸ビルにて


 土曜日、先月オープンした「新丸ビル」に家族と行ってきました。このように新しいスポットができると、本当に多くの人が集まります。当然、この日も大混雑でした。内装もアール(曲線)をうまく使った落ち着いた空間になっており、グレードの高いショッピング街になっていて、今までのビジネス街というイメージが払拭されていました。この日、新丸ビルに行ったのは、古都フィレンツェで発祥した「サンタ・マリア・ノヴェッラ」というブランドの香水や香りグッズを見に行くためでしたが、他にもいろいろなショップがあり、なかなか楽しかったですね。このように、「いいモノ」を「いい環境」で「いい人」が、プレゼンテーションしていくということが重要になってきたと感じました。

「ありがとう」の行動とは


 今日は午後、現場へ。軽自動車を運転しながら、道を曲がって「ありがとうございます」のシートが見えてくると、なぜかとても嬉しくなってきます。「ありがとう」の文字を見せた水は美しい結晶をつくるらしいので、きっと「ありがとう」の文字を見せた現場は美しい建物になっていくのでしょう。そのような願いや思いを込めて、丸二の現場所長たちは、必ずこのようなシートを掲げているのです。そのちょっとした気持ちこそが、現場の職人さんたちの心を動かし、完璧な工事へと導きます。今日回った現場も、もちろんそうでした。
実は昨日の夕方、会社の近くで火事があり、そのことを当社の社員が気づき、急いで消火器を持って飛んで行き、初期消火を行った・・・その報告を受けた時、私は心底嬉しかった。「ありがとう」とは、意識であると同時に行動である。このような行動が起き得る風土こそが「ありがとうございます」の真意である。今日は、またいろいろと考えさせられる一日となりました。

第3回会社説明会~すべては「人」


 昨日は、2008年度新卒採用のための会社説明会(第3回目)を開催し、30名の学生の方々に参加していただきました。皆様、ありがとうございます!私は、この会社説明会を行う毎に、果たして私たちの思いや情熱の一体どれほどが伝わったのだろうか・・・ふと、そんなことを思います。でも、アンケートの内容やその後の選考における学生の皆様の反応を見ると、丸二という会社の「根本」をしっかりと見極めている学生が多く存在することに気づき、感謝と共にたくさんの勇気をいただいています。逆に、この会社説明会の参加者数や選考希望者数が減少傾向になったり、学生の方々の反応が悪くなってきたら、それは「企業衰退のシグナル」と見るべきでしょう。私たちはそのような緊張感を持って、毎年の採用活動に臨む必要があると思います。2008年度の会社説明会はこれで終了となり、あとは面接~最終選考を残すのみ。しかしながら、そうこうしている内に、もう2009年度採用の準備も始まります。結局「人」なんだなあ・・・とつくづく感じます。今年の会社説明会(全3回)には、リクルーター・チームのみならず、中堅若手社員(40歳以下)も参加をして、共に採用活動に加わってくれました。このような全社をあげての取り組みと意識こそが、会社を進化させていく原動力となるはずです。また来年はもっと充実した説明会にしてみようと思います。

前頭葉の活性化


 「人は感情から老化する」という新書版の本を読んでみました。その中で「老化の原因」として、①前頭葉の老化②動脈硬化③セロトニン(神経伝達物質)の減少・・・の3つがあげられていました。最近、脳の活性化ということが盛んに言われていますが、特に40歳以降の人たちにとっては、「老化の防止」「心身の健康」のために重要なことのように思います。また、「脳」と言っても範囲は広い訳で、実際に最も大切なのが「前頭葉」とのことです。そういえば、有名な経営コンサルタント会社の社長も、経営上重要なテーマとして「前頭葉の活性化」をあげていました。実は私たちが取り組んでいる「建築医学」は、まさに「前頭葉の活性化」と「セロトニンの増加」を目指すものです。人間がどのような場にいると、セロトニンが出やすくなるか。逆にどのような場にいると、前頭葉を圧迫するか・・・だんだんと分かってきたようです。それらを建築のデザイン、レイアウト、色、香り等に落とし込むことで、老化を防止し、前頭葉を活性化する住環境が出来上がるはずです。このような視点で、建築をより進化させていくことが私の夢であり、目標です。

コンクリートと建築医学


 ゴールデンウィーク前後で、サーバーの移管作業を行っていたので、ブログの更新は久しぶりです。さて、4月の末に「日本建築医学協会」の「建築資材研究会」に社員と出席して来ました。現在、研究会で取り扱っているのテーマは「コンクリート」です。今回も、コンクリートの耐久性能と人体に対する影響について、非常に専門的かつ高度な技術を学ぶことができました。丸二の場合は、コンクリート内の水分を少なくすることで耐久性能(100年建築)を高める「パワー・コンクリート工法」を実践していますが、今回の研究会においてその優位性を再認識することができました、と同時に、人体への影響(健康対策)についても、また新たな取り組みが必要という理解もできました。現代社会を構成するためにコンクリートという建築素材は必要不可欠なものです。だからこそ、私たち建設産業人がコンクリートそのものをよく理解し、「より強く、より優しく」という方向に向けて、改善を進めていくことが急務であると考えます。丸二は、そのような視点を持って、常にコンクリートのリニューアルを行っています。

コーポラティブハウス中野


 日曜日は、「コーポラティブハウス中野」の建設組合設立総会に出席いたしました。今まで多くのコーポラティブハウスに携わっていますが、今回もとても良い雰囲気の中で組合が設立され、今後がますます楽しみです。丸二は8棟のコーポラティブハウスの施工実績があります。その経験が今、無形の財産になってきています。そしてこれからもコーポラティブハウスの理念に共感する者として、その思いをさらに高めながら、素晴らしい建築を実現していく所存です。建設組合の皆様、よろしくお願いします。ありがとうございます。

協力会社様との研修会


 先週の木曜日は、中心的な協力会社様たちによる定期研修会「ウェーブセミナー」を開催いたしました。各職種を代表する協力会社様が一堂に会し、今回は現場におけるコミュニケーションのあり方について意見交換を行いました。やはり、いろいろな意見が出てくるものです。お互いにより良い工事を行い、「完璧な引渡」をするためには何が必要なのか・・・共通の目標である「この一点」に向けて、今後もさらなる研究と実行を進めてまいります。研修会終了後は、楽しく懇親会を行いました。参加者の皆様、ありがとうございます!

新しい風、新しい旅

今月は新入社員さん3名が入社し、会社にまた新しい風が流れ込んで来ました。風は動いているから「風」であり、止まった瞬間に「淀み」と化します。さて私たちは、社会人になってから常に「風」であり続けているでしょうか。一瞬たりとも、立ち止まることがなかったでしょうか。過去の経験、実績にしがみつき、「私はこれでいい」と決めて、その場から動こうとしない・・・そんな状態に陥らなかったでしょうか。多分、常に「風」であり続けている人はいないと思います。もちろん、私も・・・。だからこそ、日々「風」になることを意識して行かなければなりません。自らが「風」になると、周りの空気も動き、自然に風通しが良く感じられるようになります。それはとても楽しいことだと思います。今、丸二には新鮮な「風」が流れて来ています。この新しい「風」に乗って、私自身も「風」になって、「人生の流れを変える建築」という場所へ向かい、情熱的に走って行こうと思います。とてもワクワクする旅になりそうです。

建築医学シンポジウム


 土曜日は午前から夜までという長時間にわたり、九段下にて「日本建築医学協会シンポジウム」が開催され、私たち丸二も設立会員のメンバーとして8名が参加し、設営・準備・案内等を含めて、有意義な一日を過ごすことができました。建築医学とは「住環境・職場環境を改善することを通して積極的に病気を予防する」ことであり、多くの代替医療の医学博士の方々が提唱しているものです。今回は予定を上回る400名以上の参加者が集まり、いよいよ建築の世界にも「変革の兆し」が出てきたという実感を強く持つことができました。もしかすると、こうなると早い動きが出てくるかもしれません。住宅・マンションの設計施工の段階において、「建築医学」的な視点があるかないかが問われる時代も近いのではと考えます。また、建築に関わる新しい技術も、「建築医学」対応型になってくるでしょう。日本の住環境や職場環境が改善されることで、日本人の病気が少なくなり、意識と行動が変わり、社会が活性化し、経済の発展と環境の浄化が両立できる時代になれば、どんなに素晴らしいことでしょうか。未来に向かって、ますます元気が出てきました。