Blog 社長ブログ

変わり行く建築技術

今日は、アーテック工房の「ICAS(アイキャス)」システムのモデルハウスを見学させていただきました。「ICAS(アイキャス)」は、室内空気をマイナスイオン化するための画期的なシステムで、室内の壁と地中とを「電子」で結ぶという、新しい技術を応用したものです。いよいよ建築の分野においても、「電子」技術が取り入れられる時代になりました。こうなると変化は早いですね。丸二でも建築医学の一環として、さらに研究を進めて行きます。また午後には、建物の配管交換工事の打ち合わせに。床下に空間が無いと、本当に配管の修繕工事が大変であるということを、現場で実感です。お客様のために、喜ばれる提案をしてまいります。

今こそ義憤を


 昨日から今日にかけて、3つのセミナーに参加しました。昨日は、特定非営利活動法人<外断熱推進会議>主催の「2007年 外断熱国際セミナー in 東京」、今朝は武蔵野倫理法人会主催のモーニング・セミナーで<9・11でご子息をなくされた白鳥晴弘氏の講演会>、そして地域の信用金庫主催の「田原総一郎講演会」です。3つのお話をお聞きして強く感じたこと。それは、「新しいことに挑戦しなさい」とういうメッセージ、と言うよりも「義憤」でした。怒りでは無く、義憤。よし、やって行きます。

地球環境を考える


日曜日の朝、会社に行く途中で。車が少なくて、空気もひんやりしていて、とても気持ちがいいですね。でも、地球の環境が日に日に悪化しているという現状は変わらないようです。まだ見ていないのですが、あのアル・ゴア氏が、温暖化が引き起こす地球環境問題に警告を鳴らすために製作したドキュメンタリー映画「不都合な真実」が、大きな反響を呼んでいます。経済、健康、幸福、環境・・・偶然みんな頭文字が「K」ですが、これらがすべてより良い方向へ行くための「何か」が必要です。もちろん建築という分野においても・・・。

今日は満月です。当社では、満月の日に水晶を塩水に浸して浄化しています。風水科学では水晶をよく使いますが、当社でも、本社にいくつかの水晶を配置しています。その効用は、直に体で感じるようなものではありませんが、確かに場の持つ空気感が(時間をかけてですが)変化してきているように感じます。水晶(クォーツ)は、ある意味「水」ですね。人間の体も60%~70%は「水」です。これからの生活において「水」とどう関わるか・・・これはけっこう大切なことかもしれません。そう言えば、建築においても「水」は意外と大事なキーワードです。水を出来る限り入れない高密度コンクリート、含水率を低減した天延無垢材、室内に水蒸気を起こさない外断熱工法・・・。すべて、重要な建築技術です。30日に一度巡ってくる満月の夜に、「水」の大切さを思うのも良いことかもしれません。