2005.10.27
宮崎駿監督
ひとつ前の日経ビジネスに宮崎駿氏のインタヴュー記事がありました。宮崎作品は、「千と千尋の神隠し」や「ハウルの動く城」など、私もとても大好きです。さて、この記事の中で、思わずハッとすることが書かれていました。それは「入り口を低く広くしながら、出口を高く浄化する」という一節です。広く観客に対しては謙虚に向き合い、けれども作品を通じて高い世界に連れて行くこと(観客を信じて)・・・私は、このように理解しました。私たちのビジネスも同様です。お客様に対して、より敷居を低くし、より広く受け入れる。そして、それ以降のプロセスにおいて、本物との出会いをプロデュースしていくこと。お客様を信じて・・・。このような物語こそが、大切なことだと気づきました。だから、私たちは、もっともっと広く知られるように努力し、より多くの方々のニーズにお応えし、そしてお客様を本物建築へと誘っていかなければなりません。「入口が低く、出口も低い」のはダメ。「入口が高く、出口も高い」のもダメ。「入口は低く、出口は高く」・・・これで行きます!