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箱根研修と囲碁体験


 先週の金曜日~土曜日は、毎年恒例の「社員一泊研修(箱根研修)」を開催しました。この研修は、日常と違う環境の中での「会社の方針徹底」並びに「社員教育」の場として長年続けているものです。また4月は新入社員が入社する時期でもありますので、あらためて会社の考え方の統一を図るためにも最適のタイミングだと思います。そして今回は、特別研修として「囲碁教室」を開催しました。講師は私の大学時代の友人である伊藤芳人さん。伊藤さんの教え方はとても分かりやすく面白く、(私を含めて)ほぼ全員が囲碁未経験者だったにも関わらず、非常に盛り上がった勉強会になりました。伊藤さん、ありがとうございます!今ひとつイメージが湧かない「囲碁」というものが、こんなに面白いものだとは思わなかった!・・・目からウロコです。また、囲碁という戦いの中にある哲学にも触れることができ、大きな気づきにもなりました。例えば、「戦いとは、世界征服を目指すことではなく、相手にも領地を渡しながら、お互いに共生しつつ、最後に少しだけ多くの領地を取ればいい」とか「部分より大局で考えよ。目先の勝ちを捨てることで、全体の勝利に結びつけること」等・・・まさに経営や生き方の道理についてのレクチャーにもなりました。短い時間でしたが、社員さんの頭もフル回転し、豊かな自然環境の中で、脳が活性化したことでしょう。このような場を体験しながら、人は少しずつ成長し、進化していくのではないかと思います。