2007.10.25
地鎮祭とメッセージ
今日は三鷹市で地鎮祭を行いました。とても素晴らしい天気で、温かいお天道様にも見守られ、厳粛な祭事を執り行うことができました。
今回のお施主様は、数年前に丸二にて賃貸マンションを建設させていただいたお客様で、今回が2度目のご縁となります。信用がすべてであるこの建設業にとって、再びお声を掛けていただくことほど嬉しく光栄なことはありません。お客様、本当にありがとうございます。
今回の建物は木造の住宅(外張り断熱)で、ご家族のためのものです。前回の鉄筋コンクリート造の賃貸マンションとは全く違いますが、日本の伝統的な木造建築の技術の粋を発揮し、さらに喜んでいただけるよう全力を尽くしてまいります。
さて、地鎮祭の後に、お客様といろいろなお話をさせていただいたのですが、その中でとても印象的なキーワードを見つけました。それは「視点を変える」ということです。
お施主様の仕事は造園業経営で、植木の管理も行っています。生きている自然の木々のすべてを知ることによって、初めて成り立つ深遠なる仕事です。「これでいい」という限界がない分、その技術は「人」によって大いに左右されます。だから「視点を変える」ことが大切だと言われます。
視点を変えることによって、見えないところが見え、先々を見通すこともできる。マクロの全体を整えたり、ミクロの細部にこだわることもできる。すべて視点を変えることで成せる技です。逆に、視点を変えることによって、気になってしまうこともかなりあるのでしょう。それは、もしかしたら大変なことかもしれません。それでもお客様は、それを無限の可能性と捉え、心から楽しんでいます。
常に視点を変えて、無限の可能性に挑戦する。
しかも、それを楽しむ。
これこそ、まさに、生き方や仕事の極意ではないでしょうか。今日は、地鎮祭という慶びの日において、素敵なメッセージを心に刻むことが出来ました。いつも教えていただけるのはお客様です。本当にありがとうございます!!