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やってみる

選挙のシーズンが近づいてきました。ここ武蔵野市においては、これから東京都議会議員選挙、衆議院議員選挙、市長選挙と3つの選挙が行われます。ところで、よく政治家の方々が、「○○だから選挙が戦えない」という言葉を発します。「首相が○○だから勝てない」「代表が○○だから負ける」と、自分自身が選挙に勝てるかどうかだけを考えている。
本音は良く分かるけれども、何となく見ていて格好悪い。思っても言わない方がいいこともある。首相が誰であろうと、代表が誰であろうと、「私」はこういう考え方で、こういう政治を行いますという強い信念さえ発して行けば、きっと周りが応援してくれる。仮に負けても次がある。そういう正常な世の中に、だんだんとなっていくような気がする。
さて、空からおたまじゃくし(!)が降る時代です。もう今までの固定観念を捨てて、新しい時代に備えていかないと、あっという間に取り残される。足利事件で冤罪となった菅家さんに対して、栃木県警本部の石川正一郎本部長が心を込めて直接謝罪をしましたが、今まででは決してあり得なかったこと。こういう、ほんの一歩の前進ですが、みんなで評価し合っていくことが大事かと思います。
そうすると、新しい時代を切り拓こうとする「志」を胸に秘めた多くの人々が、これからどんどん表に出てくるはずです。だから、ほんの小さなことでもいいから、勇気を持って何かに挑戦した人を評価する風土を養っていきたいものです。仮に失敗しても・・・、うまく行かなくても・・・。
ですので「やってみる」という姿勢が大事です。「今までうまく行かなかったやり方でも、もしかしたら通用するかもしれない」とか「今まで絶対に無理だと思っていたけど、やってみたら思いがけない成果が出た」というような声が、あちらこちらから聞こえてくる。そういう時代になったと感じます。結果を恐れずに自分を信じて、良心に従って最善を生きる。その時の口癖は「何とかなる!」「やってみる!」です。