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安全、挑戦の文化

先日、第18回安全衛生大会を開催し、約80社の協力会社の皆様にお集まりいただきました。一年に一度、安全に対する意識を高め、無事故・無災害の現場管理を継続していくために、非常に重要な機会です。
今回も、一昨年に引き続き、建設業労働災害防止協会の中込平一郎先生に記念講演をお願いし、「物から人へそして組織へ・・・安全のうつり変わり」というテーマでのお話をいただきました。その中で、日本は「恥」の文化であり、「ルールを守らない」などと言う「みっともないこと」はしない国民性があった・・・とお聞きしました。
そう考えた時に、今の日本は大丈夫だろうかと考えます。ルールを守る、規律を守る、約束を守る・・・という基本を軽んじてはいないかと。それは、現場の安全のみならず、人生の安全に関わることと、あらためて認識しました。
また、私の挨拶としては、現在の業界に対する考え方を話させていただきました。つまり、「建設業界」は、とても良い方向に向かっていると。今までのような利益第一の業界体質から、本当にお客様本位の世界に変わってきました。
つまり今までは、「まず利益、次に技術、最後に心」でした。でもこれからは、「まず心、次に技術、利益は後から(きちんと)付いてくる」、このように180度の大転換が始まったと感じています。とすれば、今までひたむきに、考え方や心がけを大事にして、良い仕事を目指してきた会社(人、職人さん)にとっては、やっと光が当たる時代になったということです。
丸二も、十数年前から、そのような時代に備えて、出来る限りの準備をしてきました。何度、逆戻りしそうになったか分かりません。でも、その「決心」をもって、心を第一とする感謝経営を持続してきました。もちろん、まだまだその道は半ばですが、新時代のゲートが開き始めた今、大いなる自信を持って、お客様や社会に貢献していきたいと思います。丸二にとっての安全とは、挑戦の文化です。