社長ブログ

加子母ヒノキの健康エコ住宅、1250万円

昨日、岐阜県加子母にて、加子母ヒノキの健康エコ住宅「CASIMO1250/1550」の商品発表を行いました。
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伊勢神宮の御用材として有名な加子母ヒノキで造られた家を、できるだけ安価で都会の方々へお届けしたい。と同時に、直径14㎝未満の特別有効利用材の価格を現在一本500円のところ、倍の1000円で購入させていただき、森の経済にも貢献したい。それらが結果的に、都会に住む人々の健康と日本の森を守ることにきっとつながる。
そのようなコンセプトを持って、一棟1250万円の加子母ヒノキ住宅を開発いたしました。1250万円という価格は、加子母森林組合が、極めて優良な森林認証材を「産地直送システム」で丸二に送っていただけることで実現可能となりました。
また、本事業が、国の経済産業省と農林水産省が推進する「農商工連携事業」の認定を受けたこともあり、様々な方々からのご支援、応援もいただいています。本当に感謝、感謝です。
丸二は、日本の森や山の恵みに感謝をして、「使わせていただく」という気持ちを忘れずに、今後の木造事業に積極的に取り組んでまいります。尚、この「CASIMO1250/1550」開発への思いを下記にまとめましたので、ぜひお読みください。詳細資料につきましては、お問い合わせをいただいた方にお届けいたします。
「CASIMO1250/1550」開発の動機
1.日本の森を守りたい。
間伐によって、森に光を入れることが、日本の森を守る道であることを知り、国産無垢材をふんだんに使った木造住宅事業を始める決心をいたしました。今、日本の森は荒れ、自然災害も増え、生態系や景観も壊れつつあります。日本で使われている木材の80%が外国産であり、国産材の需要が極めて低いことも大きな要因のひとつです。私たちは、この美しい日本の山々からの恵みを授かって、豊かな生活をさせていただいています。しかしながら、そのような自然の恩恵に対する感謝の気持ちは、今や失われつつあります。だからこそ丸二は、少しずつ、自然界への恩返しを始めようと思うのです。適切な量の木を、(山の立場から見て)適正な価格(直径14㎝未満の特別有効利用材一本500円を1000円で購入いたします)で使わせていただき、山に対する経済的貢献を果たしつつ、森に光を入れ、新しい木を植え、育て、森を守ることに参画していきます。その結果、加子母森林組合の皆様を始めとする、21世紀の中心産業となる林業(第一次産業)の発展と地球環境の保護に貢献してまいります。
2.誰もが国産ヒノキの家に住めるようにしたい。
先行きが見えない厳しい経済環境の中で、誰もが安心して暮らすことのできる住環境を提供していくことが、これからの私たちの社会的使命です。加子母森林組合様の大変なご厚意による(業界の常識を飛び越えた)「産地直送システム」の導入と、設計施工に関わるコストへの挑戦によって、「ヒノキだから高い」「良いものは高くて当たり前」という固定観念を打ち破り、多くの人々の手に届く価格帯で、本物の自然住宅を提供していきたいと思います。加子母地域の神宮美林で育った木々は、日本の建築・精神文化の歴史的象徴であり、住宅用材としての特性の良さはもちろんのこと、すべての日本人にとって、大いなる精神的な拠り所(大黒柱)となるはずです。色も香りも素晴らしい加子母ヒノキで造られた家に住むということは、自然の素材による安心感以上に、「護られている」という無形の価値を得ることでもあります。私たちは、加子母の木々を使わせていただき、健康的で、癒し効果の高い住宅を広く社会にお届けしていきます。また、そこには「風水」「建築医学」の智慧も取り入れ、デザイン性も大切にし、住む人の楽しさや喜び、そして心と体の健康を実現してまいります。孫の代まで3世代(100年間)、地球と家族の未来を育み続ける家であるように・・・それが、私たちの目指している「最善の住環境」です。
3.創業の精神に回帰したい。
私の祖父、渡辺二郎は、岩手県松尾村での製材所経営を経て、東京都武蔵野市吉祥寺にて丸二を創業した父、渡辺正一(現会長)と共に、木造住宅の建設事業を始めました。それから約60年・・・高度成長の時代の流れに乗って、丸二の建築の主体は、鉄筋コンクリート造へと変わり、木造住宅の施工実績はどんどん減少していきました。しかしながら「最善の住環境」を標榜する私たちが、その最善さを追求するにつれて、どうしても「木」と向き合う必要が出てきました。本物の住環境を実現するには「無垢材」「木造」しかないと。しかしながら木造事業を立ち上げるのは、今となっては新規事業。ちょうどその時、今回の農商工連携事業、そして加子母森林組合の内木組合長様との出会いがあり、とうとう思いの実現に向けてキックオフするに至りました。確かに、木造事業としては新規スタートではありますが、木造に対する理念は、今でもしっかり継承されています。今では、当時の祖父や父たちの「木に対する強い思い」こそが、今回の出会いを導いたのではないかと感じています。このようにして、今こそ創業の精神に回帰し、21世紀の丸二の新たなる道を、社員と共に歩んでいく決意です。それが、「最善の住環境」を実現する王道であり、また同時に、社員に対する技術教育、人格形成に結び付くものであると信じています。
以上のような思いを持って、丸二は「CASIMO」で、社会に貢献していきます。