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変化を!

ワールドカップが終わりました。決してサッカーの国ではない日本が、あそこまで戦えるようになったのを見て、世界はきっと驚いたと思います。素人目から見ても、本当に日本代表は強くなりました。今までのような大物スター選手がいなくても、チームワークで勝つことができることを、岡田監督は証明したかったのかなと思います。もしそうであるならば、十分その目的は果たせたのではないでしょうか。
また、この大会で初めて本田選手のことを知りましたが、本当に真面目な勉強家なんですね。ずっと「サッカー日記」を付けていて、夢を持って、懸命に精進していたのだと思います。きっと家族、兄弟、親戚やまわりの環境のおかげもあったのでしょう。こういう人が、今後日本の政治の世界にも現れて、活躍してくれることを期待しています。
逆に参議院選挙の方は、あまり盛り上がっていないようです。今回は、消費税についての考え方が焦点の一つになってきましたが、二大政党の両方ともが増税を掲げなくてはならないほど、国の財政が厳しいことはよく分かりました。その上で、どのようにしてこの難局を乗り越えていくのか。もう少し根本的な部分に踏み込んで、長期的に日本を強くするためのビジョンを示し、サッカー日本代表のように、捨て身になって、時代や状況と戦って欲しいと思います。国民もみんな、日々戦っていますから。
変化、進化が、今こそ求められています、変化、進化が止まると、会社も国家も終わりです。勇気を持って、あえて変化をつくる。そのような精神と積極的な姿勢が、現状をブレイクスルーする唯一の道だと思います。
※サロネンのマーラー
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マーラー/交響曲第9番 サロネン&フィルハーモニア管弦楽団
先日紹介したサロネンのマーラー9番が出たので、早速聴いてみました。明らかに今までの他の演奏とは違い、とても独創的です。マーラーと言うと、もっと重くて暗いイメージがあるのですが、この演奏はとてもダイナミックで音楽的でスリリング。それなのに、アダージョは美しくて神秘的・・・マーラーの深くて精神的な部分が伝わります。不思議なオリジナリティ・・・これが、丸二が求めているものか。