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住環境を安全にする

本日は、第6回「風水生活セミナー」を開催させていただき、(おかげさまで)今までで最も多くのお客様にご来場いただきました(ご参加いただいた皆様、誠にありがとうございました!)。このようなセミナー企画を行っても、なかなか人が集まらないことの方が多いのですが、本セミナーは、回を重ねるごとに(少しずつですが)良い気が集まって来ているようです。
本日のセミナーの中でも触れられたのですが、人が集まるところが「人気」と成り、「財気」と成ります。しかも、このような大震災の後にも関わらずです。時代の流れが3.11以降、確かに変わったような気がします。私たちは、そのような新しい時代を先回りして、今まで様々な準備をしてきましたが、ここでやっと「世のため、人のため」にお役立ちできる環境が整ってきたようです。今後も本セミナーを軸に、「加子母森林ツアー」や現場見学会等のイベントを開催していきますので、ぜひご参加ください。
さて、今のような現状に対して、一体どのような心構えや意識が大切なのか、いろいろと考えます。最近は本屋さんを歩くと、ブッダ(釈迦)に関する本がたくさん並んでいます。しかも宗教・精神世界のコーナーだけでなく、一般の新刊書の目立つ所にも、平積みで置いてあります。このような状況は、ちょっと前では考えられませんでした。もうすぐ手塚治虫の映画「ブッダ」も公開されるようです。
何もブッダだけではなく、伊勢神宮に関する本の出版も増え、実際の参拝客も増えているそうです。いろいろな宗教関係やスピリチュアル系の本もたくさんありますが、ごく普通の人々が、ごく普通に「ブッダ」の本を買って読む時代になったという意味では、大きな心の変革が(静かに)進行していると感じます。
もちろん、実際の本の中身が真実なのかどうかの判断は出来ません。でも、人々が何か目に見えない心の拠り所を求めていることは確かですし、それはとても素晴らしいことだと思います。今、目に見える世界がどんどん悪くなっているせいもあり、人々の意識は内面(無意識の世界)へ向かい始めているのではないでしょうか。
これからも大きな地震やその他の災害が増えると思われます。それに備えて、私たちは出来る限りのことを懸命にやっていく以外ありません。それでも日々の生活のことや先々のことに対する不安・恐れは消えないでしょう。精神的な面で、いかに自分自身の心をコントロールするかが、生きる上でとても重大なテーマになって来たのです。それに立ち向かうには、まず自身の住環境を安全にすることです。自分が住んでいる家、住宅を物理的、身体的、精神(脳科学)的に安全にすることです。
まず物理的には、耐震対策(工法、補強)、鉄筋コンクリート建築(ルネス工法、パワー・コンクリート工法)、強度の高い「加子母ヒノキ」等の活用で、可能と成ります。身体的には、外断熱工法(結露、ダニ、カビの防止)、建築医学(天然素材)等の活用で、精神(脳科学)的には、風水環境科学(立地、間取り、色、レイアウト、デザイン等)の活用で、かなりの対応が出来ます。
このように、出来る限りの対策をしておけば、自分の外側の世界は万全です。後は、内側(心)です。そこは、まさに人それぞれですので、「これだ」と決めつけることは難しいものですが、少なくとも「感謝」の心が大事であると云うことは分かります。今のような状況に感謝できるかどうか・・・ここを問われているように感じます。
今は「人心改革」の時代。人々が自らの意識を見つめ、入れ替え、感謝の心を取り戻す時。同時に、まわりの環境(特に住環境)も見直す時。この両面が重なり合って、安全・安心な日々を送ることが可能になると思います。私たちは、その住環境の部分に対して、一生懸命お客様のお役に立って行きたいと思います。