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幸運な機会

3月1日も元旦と同じように、「地震」で開始しました。新しい時代の始まりは、このように地球エネルギーの増大化を伴って、日々進行して行くと思います。昨年の3.11で終わりではなく、それは1つの象徴であって、今後はあらゆる領域において、「逆転現象」が起きて来るのでしょう。よって、私たちは「今」の現状を決して甘く見てはいけないと思います。気象も経済も政治も、もう3.11以前には戻らず、まったく別の、新しいステージへ進化して行くはずです。そしてそれは、(結局のところ)人々の「精神」の問題へと行き着くと思います。
先日、武蔵野市子ども協会様の「北町保育園」の地鎮祭を挙行させていただきました。風が強い日でしたが、燦々とした太陽の光を受けながら、良き式典となりました。これからの時代の「宝」は、何と言っても子どもたちです。世界的には人口が激増しているわけですが、日本は逆に少子化です。それは、世界の人口増による地球の負担を少しでも軽減すべく、日本が率先して犠牲を払っているかのようにさえ見えます。でも、それほどの精神性の高い日本の子どもたちだからこそ、新しい世界の中心となり、佳き世を創造して欲しいのです。日本の子どもたちは、世界の「宝」です。北町保育園の子どもたちが、健やかにかつ強く成長できるよう、心を込めて造ってまいります。
今後の気象の大変化も、私たちの想像を超えたものになるでしょう。もちろん、できるだけ小難に抑えたいのですが、自然だけは人間がコントロールできるものではありません。そのような意味で、これからは安全な住宅の確保が、あらゆるものに優先して来ると思います。保育園を新しく、強い建物にするということは、単なる建て替えという意味だけでは無く、世の中全体の「建て替え」作業とリンクするのです。人々の生命を守ることへの投資は、新しい時代を築くための最低限のインフラです。あらゆる街や地域で、できるだけ強固な建築構造を実現していくことが必要と感じます。
これから世界は、(このように)外面的には「緊張」へ向かうでしょう。毎日のように意外な出来事が起こり、過去の経験則では対応できない局面が連続するかもしれません。でも、内面的にはどうでしょうか。古い仕組みが壊れると言うことは、皆が同条件に並ぶチャンスが来たとも言えます。固定観念を捨てる良いチャンスです。今、「断捨離」が流行っていますが、これから始まるのはまさに世界の断捨離です。古い物を捨てて、しがらみを断って、固定観念から離れて行く・・・それを全世界の全人類が「同時に」やる時代が来たのです。これは本当にスゴイ「祭り」のようなものです。これで世界が一気に、綺麗で清浄な場に「逆転」するかもしれません。
だから今が「陰の極」です。夜明け前が一番暗いと言います。そのように捉えて、明るく、前向きに、「信じて」生活をして行けば、(仮に時間が掛かっても)良くなるに決まっています。現状を甘く見てはいけないですが、深刻に、あるいは悲観的になってはいけません。これから始まる変革ほど、上昇角度の大きいものは無いかもしれないのです。しかも皆が平等に、千載一遇のチャンスを手にしたのです。だから結局、一人ひとりの精神性が鍵となります。自分自身の心が、明るく、前向きに、ワクワクしているか。逆に不安で、恐くて、信じられないか。そのような「自身」の内面の状態を(今、騒がれている女性芸能人のように)「他人」に依存するのではなく、自らの努力で身につけること・・・それが試されているように思います。
素直に、感謝の心を持って、最善を生きること。今私たちは、そのような「内面」を勝ち取ることのできる「幸運」な機会を手にしていると思います。私たち丸二の社員も、まだまだ未熟ですが、そのような人間性を目指しながら、毎日の仕事に励んでいます。仕事ほど人間性が磨かれるものは無いですし、「人間性」ほど貴重な価値(財産)はありません。建設業は、本当に(精神的にも肉体的にも)厳しい仕事である分、人間が磨かれます。いつの時代も「建設」無くして、文明は興きません。丸二は、新しい世の建設作業のつもりで、日々お客様の建物を(ありがとうございますの心で)造っています。