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山の辺の道

令和5年(2023年)が始まり、2月には毎年恒例の伊勢参りに行きました。私の場合は、いつものように、伊雑宮~外宮(多賀宮)~内宮(御神楽)の順で参拝し、この一年の神恩感謝をお伝えします。そして参拝後は、おかげ横丁で美味しいものを食べて、ほっと一息。このようにして、今年も素晴らしい一年の始まりです。

それから3月に入り、所用の為に京都へ行きましたが、せっかくなので、そこから大好きな奈良へと足を伸ばしました。私は大和の国、奈良が大好きです。日本の太古の原風景を感じるからです。そして今回は、山の辺の道を歩くことにしました。とは言え、山の辺の道の全てを歩くのはキツイと思い、今回は、山の辺の道の南コースの更に半分(柳本~三輪)をのんびり歩くことにしました(山の辺の道とは、三輪山の麓から春日山の麓へと、奈良盆地の東の山裾を縫うように続く古道で、日本最古の道の一つ)。

おかげさまでとても天気が良く、清々しい空気の中、JR万葉まほろば線「柳本駅」から南へ歩き始め、「黒塚古墳」「崇神天皇陵」「景行天皇陵」「額田王歌碑」「桧原神社(元伊勢)」を辿りながら、三輪山を目指しました。初めての道でしたが、標識も多く、迷うことなくゴールの「大神神社」に思ったよりも早く到着しました。「大神神社」は三輪山を御神体とする神社です。とても神聖な空気を感じました。それから有名な三輪そうめんを食べて(美味しかった!)、三輪駅から奈良へと戻りました。このペースならば、次回は残りの南コースを制覇できそうです。

※風景写真

山の辺の道を歩くと、大和の国の神々の存在を思います。太古の風がそれを感じさせるのです。大和は日本の原点であり、日本の原点は世界の原点です。奈良の観光地にはたくさんの外国人観光客がいましたが、再び大和が中心の時代が来るかも知れませんね。奈良には、斑鳩(法隆寺)をはじめ、まだまだ行きたい場所がたくさんあります。また機会をみつけて、奈良参りしたいと思います。