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Prosperity(プロスペリティ)

当社では毎朝、「今日も一日、ツイてますように!」というゲンカツギと、単純に良い香りを楽しみたいという思いから、玄関と社長室でお香を炊いています。そのお香の名前が、 「Prosperity(プロスペリティ)」と言います。つまり、「繁栄」という意味です。毎朝、その素敵な香りを嗅ぐことで、お客様や社員さんや会社の繁栄を願おうとする気持ちが自然に湧いてきます。何でもいいですので、このような習慣を持つと、潜在意識に思いをインストールすることができるようです。
「Prosperity(プロスペリティ)」で有名なのは、松下幸之助氏が創設した「PHP研究所」です。「PHP」とは、“Peace and Happiness through Prosperity”という英語の頭文字をとったもので、“繁栄によって平和と幸福を”という意味。ここで使われているのが、「Prosperity(プロスペリティ)」です。すべてのものが繁栄できる社会や世の中づくりを、私たちも、そろそろ先人から受け継いで行かなければいけません。社会は混沌としていますが、変わるチャンスです。
さて、米国大統領選挙の予備選挙が佳境に入ってきました。特に民主党のヒラリー対オバマの戦いは熾烈な争いです。ここ数日の動きで面白いと思ったのは、様々な有名人が、どちらを支持するのかを表明し合っていることです。例えば、ロバート・デ・ニーロがオバマを、ジャック・ニコルソンがヒラリーを。その他、ケネディ家がオバマについたり。一種のお祭り騒ぎなんでしょうが、日本の首相が決められるプロセスとは(制度上の違いが有るとは言え)、まったく違う、「必死さ」のエネルギーが桁違いだと感じます。だからこそ、就任後も、きちっと任期を全うできるだけのパワーや存在感を持ち続けることが出来るのでしょう。感服します。
このように、有名人たちの政治に対する関わり合い方がオープンで積極的なことも、すごいことだと思います。きちっとした、自分自身の主義主張がある。それをお互いも認め合う。いい文化だと思います。日本の有名人も、政党の支持まで踏み込まなくて良いので、何かしら現状に対する問題意識や、政策に対する意見とか、政治・経済・国際関係・環境等との関わり合いを持っていいのではないでしょうか。
もし若い芸能人(例えば、ジャニーズやアイドル女優たち)が、少しでも社会に対して、関心を持って発言をしてくれたら、多くの若者たちが選挙に行き、社会が変わると思います。若い人の感性は、まだ未熟ではあるかもしれませんが、極めてクリアーで純粋で、誰にも媚びる必要が無く、案外、真っ当のような気もします。ここに期待ですね。
繁栄の鍵は、私たちと若者たちが握っています。しかも、地球上で最も平和な国、日本の。そんなことを思いながら、今日も(ほんの一瞬ですが)お香の香りを楽しみました。