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欲望に感謝を加えよ!

「美と夢と健康」の住環境づくりをマスターするために、私は日本建築医学協会理事長の松永修岳氏の勉強会に毎月のように通っています。この土日もタップリと色々なお話をお聞きしましたが、その中で思わずハッとさせられる言葉と出会うことが出来ました。それは・・・
欲望に「愛」を加えたら、「努力」に変わる
欲望に「感謝」を加えたら、「貢献」に変わる

人間は生きている以上、欲望からは逃げられない。否むしろ、欲望を全うするために生きている。ただ、欲望を自分だけの欲望のまま終わらせてはいけない。それでは意味が無い。欲望に愛を加えよ。そうすれば、欲望は努力に変わる。欲望に感謝を加えよ。そうすれば、欲望は貢献に変わる。欲望とは生きていくための肯定的なエネルギー。「無欲」とは、無欲になろうとする欲望だ。欲望が無ければ、人間は勉強もしないし、経験もしないし、成長もしない。自己を成長させ、社会に貢献しようとする欲望を持て・・・。
私たち丸二には、強い欲望があります。<快適100年建築>と<美と夢と健康>を世に広めていこうとする欲望。でも私たちは、ここに「感謝」を加えることによって、欲望のエネルギーを「貢献のエネルギー」に変えていたのかもしれません。本物の建築を世に広めていこうとする強い欲望を、良い方向へ中和させようとする働きがこそが「感謝」、つまり「ありがとうございます」だった・・・。今まで丸二が、様々な技術や工法を取り入れながらも、なぜかその技術や工法よりも上位の位置に、常に「ありがとうございます」を置いていたのには、そういう意味があったのでしょう・・・。丸二の「ありがとうございます」は、これからも社会貢献への強力なエネルギーとなるはずです。
だから、まず良い欲望を持つことなんですね。今の時代に最も必要な欲望は、「生きる欲望」。何があっても生きて、幸福なる。そういう強い希望を持って、日々を前向きに生き、楽しみながら、様々な経験を重ねていく。そしてそこに、「愛」・「感謝」を加える。その先に、本当の豊かさが見えてくるのでしょう。これからも丸二は、「ありがとうございます」を大切にして行きたいと思います。
※西洋音楽
無題ヅオモ.bmp
フィレンツェのドゥオモ大聖堂(イタリア)
日本人なのに、なぜクラシック音楽が好きなんだろう・・・と、たまに思うことがあります。ヨーロッパに行った時も、とにかく嬉しい、楽しい、ワクワク、懐かしいという感覚ばかりで、何もしなくても、その街をブラブラ散歩しているだけで、最高の幸福感を感じてしまう。特にドイツ、オーストリア、イタリアでは、そこにいるだけで異常なテンションになってしまった・・・。
ところで、話はガラッと変わって、聖徳太子の十七条憲法の第一条は、「和を持って貴しと為す」ですが、どうして「和を大事にせよ」なんて、当たり前のことを第一条にしたのでしょう。もしかしたら、よっぽど国内に「和」がなくて、乱れていたのかもしれないと勘ぐってしまいます。でも単一民族の日本は、元々「和の精神」や「和の文化」が育っていたというイメージがありますよね。一体、何が本当なんでしょう。
色々な本を読むと、聖徳太子は存在しなかったとか、暗殺され怨霊となったとか、その頃の日本にはすでに多くの渡来人が来ていて、日本は実際は様々な人種が混血して出来ていたとか、その渡来人には秦氏という家系があって、そのルーツは「古代イスラエルの失われた十部族」だったとか・・・。とすると、すでに聖徳太子の時代では、中東や西洋の人たちが東方を目指し、中国、インド、朝鮮を経由して、日本にたくさんやって来ていたのかもしれません。だから、「和を持って貴しと為す」だったのかもしれない・・・。確かに、伊勢神宮には、イスラエルのダビデの星がありますし、広隆寺には「いさら井」と呼ばれる井戸があるそうですが、「イサライ」とはアラム語で「イエスはわが羊飼い」という意味だそうですし、稲荷神社は、イエスを意味する「INRI」の当て字らしいです・・・。真偽はよく分かりませんが、なかなか面白いミステリーです。
と言うことで、日本人である私がクラシック音楽が好きでも、別におかしくは無いということが(誠に勝手な理屈ですが)証明できます。もし日本人の祖先に、中東や西洋やアジアの人たちの血が混じっていたとしたら、まさに世界中の文化や歴史を引き継いでいるのが日本人と言えるからです。結婚式は神式や教会、葬式はお寺。お盆があって、お祭りがあって、バレンタインデーやクリスマスも平気で楽しむ。だから、西洋音楽が好きなのが出てきても、おかしくないということ。さて・・・どうでしょうか。