2009.05.26
知的障害児がよくなる!
昨日、丸二が入会している日本建築医学協会の方からのお勧めで、興味深いセミナーに参加いたしました。講演タイトルが「知的障害児は天才性を秘めている!」というもので、講師は鈴木昭平先生。要するに、「知的障害は治る」という内容だったのです。確かに、多動児や知的障害児のお子さんが身近に増えて来ていることは感じていましたが、「治すことができる」という認識はあまりなかったので、もしこのようなことが現実に可能であるならば、悩んでいる多くのお母さんやお父さんにとって、福音になるのではと思いました。
鈴木先生のお話によると、結局のところ、大切なのは「血流」であり、脳の神経回路を増やして「良い血液」をちゃんと流せば、知的障害は改善するということなのです。そのために、そのお子さんに対して、カードを使って高速で情報をインプットしたり、自然のサプリメント等で血流を良くしたりという、具体的な手法があり、実際にそのような方法で、多くの知的障害の子どもたちが普通の生活ができるようになるまで改善したとのこと。これは、本当にすごいと思います。
また、「良い血液」をつくるためには、常に小腸をクリーニングしておくことが大事で、便秘は良くないと。血流にしても、小腸にしても、これらは大人の健康管理にとっても大変参考になりました。また、子どもさんにとって何よりも効く薬は、お母さんの笑顔だそうです。お母さんの優しい顔、優しい声が子どもの極度のストレスを開放し、それが脳の血流を良くする。結果として、知的障害がどんどん改善されていくということです。
つまり、現代のストレス社会からのマイナス影響を、一番素直に受けてしまって、知的障害が起きているのかもしれません。だとしたら、逆にそのようなストレスから開放させる技術・手法を発見すれば、改善することができるというわけです。こういうことを知ると、マイナスの言葉がどれほど相手と自分自身の血流を悪くしているのかも分かります。血流が悪くなれば、脳も働かなくなり、良い発想ややる気が起きるどころか、逆にもっとミスをしたり、自暴自棄になったりしてしまいます。今回のお話は、知的障害児だけではなく、現代社会を生きるすべての人にとって有意義なものでした。鈴木先生につきましては、詳しくはこちらをご覧ください。
今の世の中は、一見、とても厳しく、悪くなっているように見えますが、必ずそこには思いがけない解決のヒントや兆しも落ちていると思います。すぐに手が届くほど、とても身近な場所に。そこに気づくチャンスがたくさんあるのが「今」だと思います。だから、何事も諦めないことが大事なんですね。不可能と思い込んでしまった先には、約束どおり「不可能」が待っている。でも「絶対にできる」と信じて、前向きに歩む先には、必ず「可能性」が広がっている。そんな、先々に向けての大きな光の一つを、昨日は感じることができました。
大丈夫、きっとよくなる。