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いよいよ

久しぶりに、日本一の高額納税者である斉藤一人さんの最新刊「この不況で損する人、この不況で得する人」を読んでみましたが、付録で付いていたCD(本と同じ内容)で聴いた方が意外と面白く、今の時代の非常に大きな捉え方を実感として理解することができました。その中身について細かく書くわけにはいきませんが、私流に言うと、やはり「感謝」なんですね。不況を終わらせるのも、不況と無関係に生きるのも、答えは「感謝」しかないと。斉藤一人さんのような日本一の商売人の方が言うから、本当に説得力を感じます。
そう考えると、丸二の企業理念である「ありがとうございます」の必然性も、だんだんと理解されやすくなってくるような気がします。個別の物事とか身近な人への感謝はもちろん大事ですが、それを遥かに超えた、全てのものに対する感謝こそが斉藤一人さんの言わんとしていることではないかと思います。そのような意識を持つことができるようになれば、きっと世の中はさらにハッピーになっていくでしょう。つまり丸二とは「建築」という貴い仕事から得られた様々な経験を通じて、人間としての成長を実現していく場なんだと、あらためて判ります。
そのような捉え方で今を楽しく生きていけば、不況が終わった後の新しい時代において、必ずや人々から喜ばれる会社や個人になっているはずですし、それが今からとても楽しみです。GMの破綻や新型インフルエンザ等、世の中では毎日のように大変なことが起きていますが、そういう物事とは別のゾーンの中で生きていく。そのためにも「感謝」は大切なキーワードだと思います。だから「感謝」とは、(表現は変ですが)昔のTVの「ウルトラマン」で出てきたような一種の「バリアー」みたいなもの。必ず自分自身を守ってくれるものだから。
さて、5月の自動車販売台数でトヨタのハイブリッドカー「プリウス」がトップになりました。ホンダの「インサイト」もよく売れている。いよいよだと思います。時代は着実に変化し始めました。ついこの間まで、「そんなのは・・・」とか、「まだ先じゃないか・・・」とか言われていたものが主役にとって代わる時が近づいてきています。これらは、まだ序の口。これから本格的に、「本物」志向や「心」志向が始まったら、一気に物事は引っくり返る。そんな気配が感じられます。さてそうなった時に、毎日楽しく豊かでいられるようになりたいなぁ。だから丸二は、「ありがとうございます」で、日々1mmの前進なのです。